ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ー小鳥遊邸:広間(12/30/夜)ー

悠「うー寒、寒い……って、うぉい!」

窈「いやー、このお味噌汁おいしいよ。真桜ちゃん」

真桜「真桜が作るものが不味いわけ無いなの」

窈「あぁ、だよね。真桜ちゃん自身も美味しそうだし」

悠「オイコラ、なに人ン家でどうどうと飯食ってんだよ」

窈「あ、お帰り」

悠「ただいま……ぢゃ、なくてよっ!」

窈「お隣同士だし」

悠「関係ないし……っか、アンタ慣れ親しみすぎだろ」

楓子「感じが師匠と似てるからでしょうかやよ」

悠「似てねーし」

窈「そう?」

悠「……どう思う?」

悠(女)「はっきり言うぞ。かなり似てる……正直、性別が男だし見かたによったらあーしより悠だ」

後楽「ゆうちゃんは、ゆうちゃんだしな」

もみもみ…

悠(女)「みぎゃーって!!揉むな!」

ガゴッ!!

悠「……片割れが認めるほどだしな」

窈「まぁ、そんな難しい話しはいいじゃん。ご飯食べなよ」

悠「食べるけどさ……」

窈「けど、いいね。悠君の家は華がある。」

悠「まぁ、おれと例外を除いたら女ばっかりだからな。っか、アンタも仕事上そうだろ」

窈「だから言ったでしょ、事務所の子に手を出したら俺もその子も社会的に終わるって」

悠「いってたけど……まぁ、でも女くらい作れるんじゃないのか?」

窈「なかなか理想の子に出会えなくてね」

悠「どんなタイプが好みなんだよ」

窈「真桜ちゃんみたいな子だね」

悠「まおみたいな?クールっていうか脱力系か……」

窈「やっぱりあのくらいの年頃が一番だよね」

悠「あー?」

窈「んー?」

楓子「真桜嬢は十二才ですやよ?」

窈「第二次性徴期前の年頃が最高だよね」

ガタタッ……

悠「おい、今、おれと片割れを全員が食卓から立ちあがったぞ」

悠(女)「二次性徴期前っていういい方がやらしいし」

窈「俺も引かれるの分かってるから外じゃいわないよ。こんな発言でも酷くバッシング受ける可能性あるからね」

悠「普通にバッシング受けるっーの」

窈「あはは。」

悠(女)「笑いごっちゃねーだろ」

窈「あ、でもアレだよ下心無しに純粋に小さい子が好きなだけだから」

白巳「ふぁ~……おにゃかすいたぁ」

悠「また寝てたのか」

悠(女)「白巳だけに冬場は冬眠したくなるんじゃねーの」

駒裡「しろみちゃん、ご飯食べよっか。」

白巳「……んー」

真桜「……カゲコ、肉ジュース持ってきてやれなの」

影子「あれを……?っていうかカゲコいうな」

駒裡「悠さん、膝いいですか?」

悠「いいよ。おれはゆっくり食うから」

駒裡「じゃあ、お願いします」

白巳「んあー……んー……眠っ」

窈「やべ可愛い」

悠「いっとくけど真桜と白巳に変なことしたら……前の比じゃ済まない目に合わすぞ」

窈「するつもりはないけど……重要なことを三つ聞いときたいんだ」

悠「あー?」

窈「此処にいる子らとデキてるの?」

悠「違う。居候と親戚と成り行きだ。」

窈「絶対に彼女ら(真桜ちゃんとしろみちゃん)に触れないと誓うから何度も来させてください」

悠「っていってるけど?」

真桜「まぁ、いいなの」

悠「いいってさ」

窈「しゃっあぁぁ!!」

悠「おれと闘ってた時よりテンション高いな……をぃ」

悠(女)「それよりあーしは彼女らって真桜と白巳以外をアウトオブ眼中なのに感服だよ」

悠「っで、最後は?」

窈「貢ぐのはいいのかな?あと、写真とか、もし旅行に行くとき着いてったり……」

悠「本気すぎるから暫くは夕飯に来るだけにしといてくれ」

窈「わかった。そうだね。段階を踏んでいかないとね。よーし……。」
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