ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ーラスタ・ラヴ(12/28/昼)ー

悠「痛っっ…酷い目にあった……。」

崇「俺は中々、愉快だったがな」

悠「お前なぁ……」

澪「しかし、生きてたんだな」

悠「今死にそうだけどな」

崇「お前の家庭事情は置いといて……こっち側の話しをするぞ」

悠「身がもたねぇよ…」

崇「お前のトラブルを吸い寄せる体質が悪い」

澪「あはは」

悠「笑うなちゅーの」

崇「進めるぞ。まず現状だ年の瀬で浮足立ってるのに加えて、お前と偽物の一戦で色んな場所に火がついた」

悠「知るかよ……」

崇「次、蒼天闘技場の通常運営が決まった。お前は暫くあの辺りに近づかない方がいい。色んな意味でな」

悠「もう二度といかねーよ」

崇「次、大江戸学園の情報はやはり入ってこないが……寅からの伝言だ。キナ臭い噂がでてるさつさと顔を出せと」

悠「身体限界ですって…」

崇「っで、よく分からないの西新宿のホストの一団がお前を探してるらしい。」

悠「なんでホストが……もしかしておれがイケメン過ぎてスカウトか?」

崇「次……」

悠「流すなよ!」

崇「偽物の足取りについてだが、熊彦という男と凍夜という男の側でいるらしい」

悠「両方誰だよ」

崇「熊彦というのはただのチンピラだが……凍夜という男は金貸しだ。池袋の駆け込み寺の噂は知ってるだろ」

悠「あー……だいぶ前に拳二から聞いたような気がする」

崇「……これはサービスだ。」

悠「あー?」

崇「いつだったか、禅から情報を三千万現金で勝った奴がいるそうだ。」

悠「三千……えっ?円じゃなくて万?」

崇「ああ。こういうときは察しの悪いお前にはっきり言ってやる……情報を買ったのは偽物、側に金貸しも居たそうだ。」

悠「……そういう事か…。」

崇「ただ、どうしても分からないのが偽ユウの正体だ。」

悠「それは分かってるからいいよ」

崇「そうか……なに?」

悠「最近はサービスが聞いてるんだろうな。お前に会う前に柏からやつの正体は聞いてる。」

崇「柏との関係者だったのか」

悠「全然関係ない。だが……おれもはっきり言って信じられない」

崇「どういうことだ。」

悠「そうだな……なんか色々ぐちゃぐちゃになってるしちゃんと話し付けに行くか」

崇「会いに行く気か」

悠「これでも……トラブルを片付けるのには慣れてるんでな」

崇「ふん……やつの場所は知ってるのか」

悠「どーせ、崇は知ってるんだろ。送ってくれよ」

崇「俺を顎で使うとはな……。」

悠「親友だろ?」

崇「いってろ馬鹿が。」

悠「おいおい、ここは「いってろ親友」って返す場面だろ。」

崇「本郷、車をまわして来い」

悠「シカトだし」

本郷「ふっ」

悠「さーて……終わらせますか」
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