ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ー???(12/2?/?)ー

悠「ぅ……はぁ……」

「ちゅ……ぴちゃ…ちゅ…」

悠「はぁ……(なん…だ…気持ちいい…ような…?)」

女「ぴちゃ…ちゅちゅ…ぴちゃ……」

悠「(なんだ……おれの身体を女が舐めてるだけか………)はぁ?!」

女「ちゅ……あっ」

悠「だ、誰……っか、なにしてる?!」

女「羅橋白巳(らはししろみ)」

悠「あー?」

白巳「んーちゅ……」

悠「んっ?!(いきなりキス?!っか、ディープっ!)」

白巳「ちゅぷ……んっ……くちゅちゅ…にぃ……ガヂッ!!」

悠「!?」

ドッ!!
白巳「きゃ……はぁ……じゅる……美味し」

悠「(この女……舌噛みやがった)」

白巳「悠……きすじょうず。」

悠「キスとベットの上で女の扱いにはちょっとばかり自身はあるんだよ。っか、なんでおれの名前知ってる、此処は何処で、お前は誰だ。あとなんでこんなことしてた」

白巳「いっぺんに聞かれてもこまる。それに激しく動くときずひらいちゃう」

悠「っ……腹の傷、治療されてる」

白巳「ねっ、まだ動かないで、ねっ」

悠「びくっ?!ちょ、待て近い」

白巳「ふふ、もういっかいシて?」

悠「っ……」

柏「目を覚ましたか」

悠「つおちゃぁ!!!」

白巳「あ、柏。」

柏「「さん」を付けろクソガキ。それとクズ、目覚ましたならとっとと起きろ」

悠「なんでテメェが居る……」

柏「覚えてないのか」

悠「覚えて……(おれの偽物と喧嘩して……闘技場から出た。それで…そうだ血が止まら無くて途中で意識がもうろうとして、目のまえに……)」

柏「お前を拾ったのは俺だ」

悠「なんで?」

柏「ふんっ。どっかの馬鹿にあんなところで野たれ死なれたら兜馬さんに迷惑だから回収した。」

悠「……」

白巳「ちゅ」

悠「っ……さっきから何なんだこの子は」

柏「白巳、少し席を外せ」

白巳「はーい。ちゅ」

悠「む……」

柏「……あのガキはハーフエデンだ」

悠「エデ……マジか」

柏「ダウナーもライフも必要ない程度のほぼ常人だが、万年生の貧血で週に一回輸血が必要なのと……若干好血症の気がある」

悠「ヴァンパイアフィリア……か」

柏「吸血鬼なんかは信じん。だが、吸血病や好血症は実際に存在する。」

悠「鬱病……精神疾患からくるリストカットとかの別バージョンってやつだろ」

柏「そうだ。だが、白巳の場合は鬱じゃない。」

悠「本当にそう言い切れるのか?」

柏「ふん。」

悠「ふん。まぁいい、治療までして恩を売ってなにをして欲しい。」

柏「話しが速いな」

悠「一秒でもお前と顔を突き合わせてたくないだけだ。」

柏「ガキが……白巳を預かれ」

悠「……は?」

柏「アイツはAAAには向かん。処理先が決まるまで面倒見ろ」

悠「色々言いたいことはあるが……ふざけんなって事だけ言っとく」

柏「交渉は成立だ。着替え終わったら呼べ解放してやる」

悠「クソっ……」
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