ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ーラスタ・ラヴ(12/24/夜)ー

悠(女)「ちぇきーっす、クリスマスイブ」

澪「おっす……ひとりか?」

悠(女)「あーし対する嫌味か?」

澪「なんでそうなる…」

紅「クリスマスイブにひとりものってのが引っかかったんだろ」

悠(女)「じゃーかしーわ。お前だってひとりだろ」

紅「あはは、そうだった。」

悠(女)「くそう、効いてねぇし」

優日「どもー」

寅「……」

紅「あり?優日の子猫ちゃんとトラチーじゃん」

寅「悠は?」

悠(女)「なーにー?」

寅「メスのほうじゃねーの」

悠(女)「メスいうなっ!」

紅「オスの方は来てないぞ。」

寅「そうか……。」

優日「ゆうはなにしてんの?」

悠(女)「あーしは普通に立ち寄っただけだよ」

優日「ひとりで?」

悠(女)「あーしには皆ひとりでってきくんだよっ!優日だってひとりだろーが!」

優日「そういう意味で聞いたんじゃないんだけど」

悠(女)「じゃあ、どういう意味だよ」

優日「こーゆー日は悠といっしょにいると思ったから」

悠(女)「なんでこんな日にわっざわづ片割れといっしょしなきゃなんないんだよ…/font>」

優日「んー2枚で1枚みたいな」

紅「表と裏か」

寅「馬と鹿で馬鹿とか」

悠(女)「なんだとお前らぁ~」

寅「っで、男の方はどこにいる?」

悠(女)「知らんがな」

寅「はぁ…邪魔したな」

紅「帰るのか?」

悠(女)「っか、優日はいいのか?」

優日「なんで?」

寅「その女とは今さっき会ったんだぞ。俺がここに来たのも悠を探してただけだし。」

紅「悠になんか用事か?」

寅「一発喧嘩売ろうと思ってな」

紅「マジで。じゃあ、俺も付き合うわ」

寅「勝手にしろ」

澪「……止めなくていいのか?」

悠(女)「え、なんで?」

澪「いいけどさ……」

悠(女)「さて……じゃあ、あーしらもラヴホいこっか」

優日「見境ないね~」

悠(女)「クリスマスイヴだけに、ラヴホでクリト……」

優日「同性同士って非生産的だと思わない?」

悠(女)「そんな冷静に返されるとはおーしも思わなかったなぁ」

澪「なんて会話してんだか」

悠(女)「だって~」

優日「欲求不満?」

悠(女)「そうかもなぁ~。」
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