ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ーラスタ・ラヴ(12/21/夜)ー

悠「熱燗」

悠(女)「あーしも」

美喜「アツアツカップルに熱燗どうぞ」

悠「誰がカップルぢゃい」

悠(女)「あーしにだって選ぶ権利は無限にあるんだからなッ!!」

紅「っても、ペアルックだしな」

悠「カラーリングが違うだろおれは黒!」

悠(女)「あーしは桃色!」

紅「ピンクっていわないのがゆうの子猫ちゃんらしいよな」

悠(女)「あーしに子猫ちゃんを付けるなっーの!!」

澪「最近はカンフーブームなのか?軍パンじゃないだけでも珍しいし」

悠「機能性を重視してみました。」

悠(女)「あーしが着てたから真似しやがったんだよ」

悠「いいだろ別に」

紅「けど、チャイナなのに何でズボン履いてるんだ?チャイナ服って……なんかこうワンピース作りでスリット入ってるのが思い浮かぶんだけど」

悠「おれに脱げ……と?」

紅「バーカ」

悠「あー?……って、切れたいところだが今のはおれが悪いな。うん。」

澪「なんか自己完結したぞ」

悠(女)「アホだからな」

悠「つまり自分もアホだって事だからな」

悠(女)「おーぅ、しっと!!」

紅「仲いいな。」

悠「なんか最近は喧嘩の回数減ったもんな」

悠(女)「かなー?」

悠「ちなみに、コイツもカンフーパンツ穿いてる理由は寒いからだ。」

悠(女)「こんな真冬にキャバ嬢じゃあるまいし生足何か放りだせるか」

紅「キャバ嬢全員がそうなのかは疑問だけどな」

悠「そもそもこのタイプは玉ボタンのやつだから一般的にいうチャイナドレスにはならないぞ。まぁ、脱がせばそれなりに煽情的な格好にはなるかもだけど……」

紅「ほう。」

悠(女)「こっち見るな」

悠「お前というのがいまいちだが最近男盛りすぎでこサービス感が無いのをここで払拭するのも手かもしれんな」

悠(女)「ふむ。そういうことならあーしが一肌脱ぐのもやぶさかではないが……寒いからイヤ。」

紅「脱がすか?」

悠「その方が手っ取り早いか」

悠(女)「お前ら……あーしのこと女として見てないだろ」

悠「うん」

紅「ギリギリで……見てないかな」

悠(女)「ギリギリで見てない方かよ!!」

悠「とりあえず脱いどけそれで笑って終われるから」

悠(女)「脱がされて笑われるあーしが終わるよ」

紅「あははは」

悠「紅に至っては既に笑ってるぞ。」

悠(女)「どこがツボだったのかいまいちわからんな……」

悠「ということで……脱がし!!」

ズリン!
悠(女)「に゛ゃぁーー!!」

悠「こんな感じになったぞ」

紅「おー、女っぽいな」

悠(女)「それだけかいっ!!あーもー……スースーするし……ん?」

悠「あー……カンフーパンツの中に普通に下着も着いてきてた。一緒に脱がしたみたいだな」

悠(女)「うぉいっ!!出すな!振るな!返せ!」

紅「~~!!」

悠「超爆笑してる」

悠(女)「うわー……めっちゃ複雑だわさ」
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