ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ー小鳥遊邸・広間(12/18/深夜)ー

悠「うー、寒っ、寒っ……」

悠(女)「お?」

悠「おう、なんしてんだ?」

悠(女)「腹減ったからなんか食おうと思ってな……。そっちは今帰ったの?」

悠「そんなところ。寒いわ」

悠(女)「そりゃそうだろ。あーしの半身とは思えんわ。冬場に出歩くなんて」

悠「それでもラスタぐらいだよ。」

悠(女)「ふーん」

悠「それより、いい匂いしてんな何夜食につくってんだ?」

悠(女)「鍋焼きうどん。かっこ冷凍食品かっこ閉じる」

悠「なんでカッコまでいった」

悠(女)「なんとなくじゃい」

悠「いいけどさ……。おれにも分けてくれないか?」

悠(女)「やだ」

悠「ケチ」

悠(女)「自分にいってどーすんの。そろそろできるから火止めて、持ってきて」

悠「なに様だよ。自分で行けや」

悠(女)「だって、あーし今どーみても忙しいじゃん」

悠「どーみてもモンハンしてるだけだろ」

悠(女)「超忙しいじゃん」

悠「……」

悠(女)「わーったよ。ちょっと食っていいから。持ってきて」

悠「おっけーね。交渉成立だ」

悠(女)「くっ、ズルイ奴め」

悠「自分にいうなっーの」

悠(女)「うるへー」

悠「あちちっ……おま、いっぺんに三つ火にかけてたのかよ」

悠(女)「ひとつで足りるかよっての」

悠「それはそうだけどカセットコンロまで起動するなよ……。置いとくぞ」

悠(女)「あー」

悠「ずるる……ほふほふー、美味い。冷食も馬鹿に出来ないよな」

悠(女)「あー」

悠「食わんのか?」

悠(女)「察しろよ!手離せないってんだろ」

悠「あー?」

悠(女)「手がふさがってる、それであーしが口開けてる。つで、お前がとる行動は?」

悠「イマラチオ?」

悠(女)「ツッコンできてみろ噛み千切るぞ!!」

悠「冗談だろ。っで、食わせろと?」

悠(女)「分かってんならさっさとしろよ」

悠「いちいち偉そうだな。ほら、啜れ」

悠(女)「ちゅるるん……。」

悠「うわ、なんかムカつく」

悠(女)「なんでじゃい」

悠「いや、なんでおれがわざわざ食わせてやってるのかと思うと腹立ってきた。」

悠(女)「こんなぷりちーなあーしに給仕できるなんて幸せだろ」

悠「自分でいってて馬鹿らしくないか?」

悠(女)「二人でボケてもつまらんな……。」

悠「ズルルル。まったくだよ。」

悠(女)「あーん」

悠「ほれ。」

悠(女)「あむ、ちゅるるるん…」
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