ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ーラスタ・ラヴ(12/14/夜)ー

悠「ちぇき」

紅「うっす」

宮塚「……」

炎銃「……」

悠「なんかあったのか?」

紅「いや、いつもどおりだ」

悠「じゃあ、アレだ。ナチュラルにシカトされてる訳だ。」

紅「そのとおり」

炎銃「……」

宮塚「……」

悠「ツッコミもなしですか」

紅「あんまりしつこくしてると撃たれて、打たれるぞ」

悠「弾痕と鞭痕は嫌だな」

紅「別の痕ならいいのか?」

悠「言い方が拙かったな、痛いのが嫌だ。」

炎銃「うっせぇぞ」

悠「普通の音量で話してたのにうるさいっていわれたよ」

紅「言われ慣れてるだろ。」

悠「まぁな。」

炎銃「……」
カチッ

悠「今外した安全装置を元に戻してください。」

炎銃「お前に指図されるいわれはない」

悠「まさかの反骨」

紅「今のは読めてたんじゃないか?」

悠「まぁ、おれがいったところで素直に戻してくれるとは思ってなかったよ」

炎銃「当然だろ」

悠「ここで、撃ってくださいとか言ったら平然と撃ってくるんだろうなぁ」

炎銃「よくわかってるじゃんか。まぁ、関係無しに撃つけどな」

悠「少しは平和的に解決しようと思わないのか!!」

炎銃「お前が消えれば勝手に平和になる」

悠「ひとを悪の魔王みたいな扱いしゃがって」

紅「お前に世界の半分をやろう」

悠「竜王かよ。せめてダークドレアムだろ」

炎銃「黙れ腐った死体」

悠「毒の息吐き出すぞこの野郎」

炎銃「その前に頭吹っ飛ばしてやるよ」

紅「バイオハザードだな」

悠「宮塚、助けてくれ……あれ?」

澪「とっくに帰ったぞ」

悠「ひと言も話さずにいっちゃうんだもんなぁ……」

炎銃「宮はもともとおしゃべりな方じゃない」

紅「端的っていえばいのかな?興味が無いことには関わらないし」

悠「おれの頭がパーンする事に微塵も興味が無いっていうのも寂しいんだが」

炎銃「じゃ、撃つぞ」

悠「冗談でもやめろよ」

炎銃「俺はこんな時に冗談はいわねぇよ」

悠「純度100%の本気っていうほうが性質悪いっーの!!」

炎銃「ガタガタうるせぇな……。」

悠「どうしよう、コミュニケーションが取れないんだけど」

紅「最後は肉体言語しかないだろ」

悠「あっちはモロ凶器だから!肉体じゃなく獲物持ちですから!!」

炎銃「俺にとって銃は手足の延長線だ。」

悠「なるほどって納得できるか!」

炎銃「お前が納得し様が終いが関係ねぇンだよ」

悠「もはや、それ、ただの暴行だぞ」

炎銃「そうだ」

悠「おい、あの狂人どうにかしろよ!?」

紅「あははは」

悠「わらってんじゃねーよ!!」
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