ｰラスタ･ラヴ(12/12/夜)ｰ

悠「しかし、寒い」

優日「一日何百回いってるそれ?」

悠「百はいってないと思う」

崇「寒いといって温かくなるのか?」

悠「ならねーよ」

神姫「なら、なんでいうの?自己主張?それとも頭が悪いから言った事をすぐ忘れるの?」

悠「なにこの虐め」

崇「虐めたつもりはない」

神姫「疑問を尋ねてるだけ」

悠「寒いから寒いって言ってるだけですよ!」

神姫「うるさい」

悠「答えたらこれかよ?!」

崇「同じ音楽を連続して聞きつづけると飽きるのと同様、同じことを繰り返し言われると腹が立つ」

悠「悪かったな」

崇「そう思うなら反省しろ」

悠「何さまだ!!」

神姫「だから、うるさい」

悠「スイマセン」

優日「形無しだね」

悠「小鳥遊だよ」

崇「……」

神姫「……」

悠「あ、ものすごく視線が冷たい、っていうかもはや痛い」

優日「こうなると絶対的にわかってたよね?」

悠「まぁ、クスリとも笑わないと思ってたよ」

崇「お前の発言はひとを苛立たせるからな。」

悠「あー?」

崇「だが、動いてる間は滑稽だぞ」

悠「お褒めにあずかり光栄です」

神姫「……」

悠「やめて、その射殺しそうな視線止めて」

優日「そういうの好きじゃん」

悠「どーゆーのだよ?!」

神姫「マゾいってことでしょ」

悠「仮にマゾだったとしても、神姫の投げくらって喜びという感情に移行さすほどおれは豊かじゃない」

崇「殴られたいということか」

神姫「そっちか」

悠「黙ってください」

神姫「は?」

悠「いやいや、神姫にいったんじゃないって」

優日「あはは」

悠「ひとり安全地帯で笑ってんじゃないよ!!」

優日「それなりに面白いし」

悠「おれは命の危機と背中合わせですけどね!!」

神姫「殺すワケ無いじゃない。半殺しよ」

悠「それが一番たちが悪い件」

崇「安心しろ。お前はまず死なん。」

悠「なんにも安心できないですから」

神姫「ま、めんどくさいからやらないけど」

悠「ふひっー……」

優日「あったまった?」

悠「むしろ、肝が冷えていく一方です」

崇「くくっ」

悠「笑ってんじゃないですよ!!」

神姫「……なんか喋り方おかしくなってるわよ?」

悠「え?そうですか?」

優日「あ、ホントだ気持ち悪い」

悠「気持ち悪いいうな!!」

崇「治った様だな。相変わらずおかしな病気持ちだな」

悠「病気持ちとかいうな!!」