ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ーラスタ・ラヴ(12/8/夜)ー

海「クリスマスシーズンやな」

悠「ちがうよー」

海「なんでや」

悠「いいか、クリスマスなんて異教徒の文化であって日本人には関係ない」

海「そんなんいうて自分が履いてるん軍パンやん」

悠「いいものは取り入れていかないとダメだろ」

海「うわー……むちゃくちゃやん」

悠「大人はずるくて無茶苦茶なのさ。」

ともき「なにいってるんだよ」

悠「お、ともき。いや大人のやり口を教えてやってたとこだ。」

優日「大人にじゃないひとがいっても説得力無いよ」

悠「どーゆーいーみーでーすーかー」

優日「そのままの意味」

悠「あー?」

海「その「あー」言うんやめた方がええでガラ悪いし」

ともき「態度も悪い」

優日「それいつも、いつも」

悠「常時、あー、あーいってる訳じゃないだろ」

ともき「常時いってたら病人かゾンビだよ」

悠「あ゛ーーーー」

海「やめいっ!!」

悠「怖がりだなぁ。」

海「こ、怖ないし」

悠「なんで怖がりなのにホラー見たがるんだろうか、海も翡翠も星凪も」

優日「怖いもの見たさって奴だろ」

海「あと、凪は本気で嫌がっとるけどな。にがさへんけど」

ともき「酷っ……真桜ちゃんは?」

悠「ホラー見てると眠たそうな顔してるよ」

優日「アウトオブ眼中」

悠「真桜は怖いって感情が欠乏してるんだよ。むしろ、おれは真桜が怖いけどな」

ともき「余計なことし過ぎなんだろ」

悠「にゃーん」

ともき「自覚は有るんだな」

優日「海ちゃん、クリスマスに欲しいものってもう決めた?」

海「スマートフォン」

悠「子供が持つもんじゃありません」

海「即否定かい!」

ともき「スマホか……ちなみに他の二人は?」

海「凪はWiiとWiiuで翠はIpadやったかな」

ともき「バリバリの現代っ子だな」

悠「友利の白衣が可愛く見えてくるレベルの値段だな。」

優日「真桜ちゃんは何かいってないの?」

悠「真桜は……いや、なんにも言ってなかったな」

ともき「聞いてやれよ」

悠「聞いてやれって……聞いたっておれ何も買えんからなぁ」

ともき「お前なぁ……」

悠「それに誰かにあげたら連鎖的にあげなくちゃならなくなるだろ。お年玉同様……っか、おれが欲しいくらいだわ」

優日「悠は無理だよ穢れてるし」

悠「煩悩も百八つくらいじゃ消えないぜ!」

ともき「欲望の塊りが」

悠「欲望のかまたりといってくれ」

海「誰やねん!」

悠「っか、今さっきお前穢れてるとかいわなかったか?」

優日「気のせいじゃないかな」

悠「なんだ、木の精か。案外口悪いんだな」

ともき「色々間違ってる。間違ってるぞお前ら」
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