ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ーラスタ・ラヴ(11/28/夜)ー

拳二「おっす」

崇「おう」

拳二「寒いなぁ。こんな夜は人肌がこいしーぜー」

崇「そうか。」

拳二「お前……それだけかよ」

崇「他に何を言えという」

拳二「例えば……女紹介してくれるとか」

崇「美喜」

美喜「なに?」

崇「美喜だ」

拳二「そうじゃねーだろ!」

崇「たまにはハイボール飲んでみるか」

美喜「ハイボールね」

拳二「あーあーあー無視かよ」

悠「うー、寒い寒い。ちぇき」

拳二「おうす」

崇「……」

悠「また、エライのが雁首揃えてるな。ハイボールひとつ」

澪「悠もハイボールか?」

悠「おれも?」

拳二「崇もハイボール頼んだんだよ。ついでに俺ぁもハイボールしてみるか」

美喜「ハイボール三つね」

崇「悠」

悠「んー?」

崇「身体の調子はどうだ?」

悠「なんだよ、急に。別にノロウィルスにもインフルエンザにもかかってないぞ。」

崇「しばらく闘り合う予定は無いか?」

悠「無いし、あって欲しくない。」

崇「そうか」

悠「…………なんの質問だよ!」

崇「なんでもない」

悠「ええぇ……」

拳二「それより今日はがりゅー居ないのか?」

悠「あってないな」

拳二「何してんだよバカヤロウ。お前は本当に馬鹿野郎だな。さっさと電話して呼べよ」

悠「意味がわかんないし」

拳二「ファンなんだよ。気にいってるんだよ」

悠「気持ち悪い事いうなよ……」

崇「ああいう女が好みだったのか?」

拳二「いんや、嫌いじゃないけどな。俺ぁにはちっと眩し過ぎる。だが、是非とも悠とは結婚させたいと思ってる」

悠「お前はおれの何なんだ。」

崇「そうか。」

拳二「崇は誰押しだ?鈴猫のねーちゃんか?」

崇「秋宵月だ」

悠「ぶふっ!」

拳二「あぁん?あの嬢ちゃんはガキだろ」

崇「だが、コイツくらい馬鹿にはあのくらいの女がいい。神姫でもいいが、まだ秋宵月のほうが確率がある」

悠「あのさ、あんたらいったい全体なにいってんの?」

拳二「お前の為の話しに決まってんだろ。いつまでもフラフラしてんじゃねーぞ」

崇「くくっ」

悠「うっせーよ!っか、拳二にはいわれたくねーし!!」

拳二「どうせ、まだクリスマスの予定もねぇんだろ」

悠「あるよ」

拳二「なに!!がりゅーとか!!」

悠「前にいわなかったか?お前とだよ」

拳二「……あぁん?」

悠「何か毎年そんな感じだろ。どーせ今年もそうなるって」

拳二「そういや……そうかぁ?なら。しかたねぇか」

悠「だろ。しゃーないんだよ」

崇「色々間違ってないか?」

澪「明らかに根本的な部分が間違ってる……」
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