ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ーラスタ・ラヴ(11/26/夜)ー

悠「今日も寒かった!」

優日「乾杯っ!」

かしゃん!

ともき「何にたいしての乾杯だ」

悠「寒さよ早くどっかいけーの乾杯」

優日「今日もお酒が美味しいの乾杯」

京「悠と優日は大人だな。お酒飲めるんだから」

ともき「アレは栄養補給じゃないか」

優日「違うよ」

悠「そうだぞ。食事は生きるための栄養補給だが、酒はいわば嗜好品、休むために飲むものだ。」

京「悠お兄ちゃん、カッコいい……」

ともき「休みまくりじゃないか」

悠「いっひゃひゃ」

優日「一日の疲れを解消するって意味では一日一回だよ」

ともき「コイツは一日何回も飲むじゃん」

悠「そこまで酷くねぇよ」

京「悠はお酒好きなのか?」

悠「酒も好きだし、何か美味い物を食べるのも好きだよ」

優日「もちろん、がりゅーちゃんの事も好きだよね」

悠「え……」

京「……」

悠「そりゃまぁ……好き……だ、よっ?友達としてな」

京「パアァァ///えへへーそっかー己も悠お兄ちゃんのこと大好きだぞっ!」

悠「……」

ともき「ときどき本気で酷い奴だよなお前」

悠「ひ、ひ、ひど、ひどくねーし」

優日「どよどよ」

京「えへへ~//」

ともき「すっげー嬉しそうな顔してるな」

優日「本当にね」

悠「……」

優日「もう結婚しちゃえば?」

悠「おぃ……」

京「そんな無理矢理はダメだぞ。」

ともき「無理矢理じゃないけど……がりゅーちゃんは悠と結婚したいんだよな。」

京「もちろんだ!」

優日「ずばり愛だね」

京「そうだ。愛だ!!」

後楽「げへへ。若いねぇ……愛なんてものは自己犠牲だぜ?お嬢ちゃん」

悠「後楽……」

京「本当にそうか?」

後楽「お?」

京「本当の愛とはひとり残らず幸せにしてこそだろ?」

後楽「なっ……いやいや、嬢ちゃん。そんなのは子供の我儘だぜ。理想論、絵空事、性別、身分、想い人の存在、これがあったらどうすんだい?越えられない壁なんていくらでもあるんだぞ?叶わない夢もある!」

京「夢は叶えるものだ」

後楽「!!?」

京「己は自分も悠お兄ちゃんも両方幸せにしてみせる。」

後楽「……」

ともき「……」

優日「……」

悠「……」

後楽「なぁ、兄ちゃん……とり憑いたの解呪しておじさんも働いてやっから、あの嬢ちゃんといっしょになれ。そんでもって一生懸命幸せにしてやれ。」

悠「おおーい!おっさーーん!アイデンティティ壊れてるぞ!!」

後楽「ダメだ……あんな笑顔、耐えられねぇよ」

京「?」

優日「がりゅーちゃん勝利!」
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