ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ーラスタ・ラヴ(11/23/夜)‐

ミハイル「よろしくと言って居たぞ」

悠「……なんだいきなり。っか、いきなりアップで来るなお前の顔面はスプラッタより汚いんだから」

ミハイル「はっはっは、よかったな。僕の機嫌が悪かったらさらし首だったぞ。」

悠「首だけになってもテメェだけは噛みころしてやる」

ともき「話しを前に進めないか?」

悠「よし、台車で運んでくれ。」

ミハイル「バカだな。今は機械が主流だ。ベルトコンベアーを使え」

ともき「お前らはいちいちあげ足とらんと話せないのか!」

悠「揚げだしは好きです」

ともき「うるせーよ!!」

ミハイル「それでだ、よろしくといってたぞ」

悠「だから、誰がだよ!」

ミハイル「マモーだ」

悠「培養液の中で脳だけになって生きて、人体精製の研究家であり、ゆえの産みの親の、あのマモーか。」

ミハイル「説明乙」

ともき「おまえら実は仲いいだろ」

悠「普通かややキライ」

ミハイル「並」

ともき「分かった、悪かったから続けてくれ。」

悠「っで、また日本に何しに来た。」

ミハイル「虫を買いに来た」

悠「あー?」

ミハイル「日本にはマニアックな店が多いからな」

ともき「虫なんてどうするんだ?」

ミハイル「ヤツデとかの数を増やして部下の部屋に離してみようかなと思ってな。」

ともき「最悪だな」

悠「本気でダメージ与えたいなら蚤を離しまくるって手もあるな」

ともき「止めろよ痒くなる」

ミハイル「ちなみにこの前、ゴキブリを超巨大化させたのを逃がしてしまってな。駆除の際、何人か喰い殺されてたよ。はっははは!」

ともき「笑いごっちゃねぇし……」

悠「っか、お前の国はファンシー過ぎて聞いてたら頭痛くなる。」

ともき「悠の知り合いの四割はファンシーだよ」

悠「そうかな……。悪魔の英語教師なんて小学生に発音の良さ負けたりして石ぶつけられて虐められてるぞ」

ともき「悪魔って部分を聞かなかった事にしたら実に悲しいな。」

ミハイル「そういえば僕も昔悪魔を召喚した事があるが……あれは怖いな」

ともき「もう、ツッコミ放棄して何がこわかったんだ?」

ミハイル「特に何もしないけど何かするたびに金を要求してくるんだ。」

悠「お前だからそーゆー悪魔が寄ってきただけじゃね?」

ともき「っというか、なんで悪魔なんか呼び出した」

ミハイル「食べかけのクッキーで扇風機を作ろうとしたら悪魔召喚器が出来てしまったんだ。」

ともき「どせうなったらクッキーでそうなるんだよ!!」

悠「でも、ミハイルはカレーでミニバイクつくれるからな」

ミハイル「色は黄色しかできないけどな」

ともき「マジか……。」

ミハイル「できるだけ製作費を抑えようとしたら割とできるようになるぞ」

悠「もったいない天才ってアイツの事をいうからな」

ともき「ほんと、才能の無駄遣いだな」

ミハイル「はっはっは、能ある鷹は爪で海を割るというだろ。」

ともき「モーゼるのかよ!」
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