ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ーラスタ・ラヴ(11/20/夜)ー

悠「んっ……あれ、寝てたか…」

後楽「よく寝てたぜ」

悠「寝起きがおっさんの面かよ」

後楽「じゃあ、アッチ」

拳二「お?」

悠「おっさんツー……」

拳二「じゃあ、もうひとりいっとくか」

崇「……」

悠「おっさんじゃ無いな。っか、なにごと?」

拳二「飲んでただけだ。なぁ?」

崇「ああ。」

悠「なんか最悪なタイミングで起きたな」

後楽「なら、起きぬけにいっぱいやれよ。」

悠「じゃあ、ビール」

澪「飲むのかよ」

悠「寝起きにはやっぱりビールだよな」

澪「知らんけど……。」

拳二「ふー……」

後楽「えーと……あ、タバコ切れちまってる。」

拳二「いるか?」

後楽「わーりぃなぁ。もらうもらう。ぷはっー。かはー……濃いの吸ってんなぁ」

拳二「これになれるともう薄いのにはもどれねぇぜ」

悠「禁煙しろ馬鹿ども」

拳二「ソイツは死活問題になるから無理だ。」

悠「なるかっ!!」

崇「俺もビールくれ」

美喜「はいはーい」

悠「乾杯」

崇「……」

悠「無視はないだろ。」

崇「頭にぶつけたらいいのか?」

悠「乾杯になってない。」

ともき「ちっす」

紅「ちーすっ!おー、何この迫力」

悠「おれも分からん。目が覚めたらこうなっていた。っか、なにこのいい匂い。」

紅「千夜ちゃんとこの餃子とシュウマイ喰う?」

悠「いいのか?」

紅「いいぞ。姉貴への土産だったけど」

悠「そいつは良くないな」

後楽「やっほーい、つまみだ!つまみだ!」

拳二「餃子ったらビールだな。紹興酒でもいいが」

悠「おい、おっさんっ!」

紅「あはは。いいって、いいって。」

ともき「気前いいな」

紅「冷めてるより熱いうちに喰う方が美味いじゃん」

悠「まぁ、そりゃそうだけど」

紅「崇さん、代わりに悠持ってっっていいっすか?」

崇「好きにしろ。」

悠「なんでやねん?!」

ともき「ソレ持って行ってどうするんだ?」

悠「ソレっていうな!ソレって!」

紅「なんか作ってもらう。姉貴たちも喜ぶし」

悠「めんどくさっ!?そして、おれは何も食べてないのに働かされるの?」

紅「いいじゃん。うちで作って、うちで食べれば。」

後楽「嬢ちゃん達には、おじさんが伝えとくから安心しな。」

悠「うっせぇ!!」

紅「じゃね泊まりでオッケーだな」

悠「あーもー好きにしてくれ。」

ともき「考えるの諦めたな」

悠「こうなったら帝さんの胸を堪能してくる。」

後楽「よし、おじさんも行く」

悠「お前はハローワーク行け狸」
16/100ページ
スキ