ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~5

ーラスタ・ラヴ(11/12/夜)ー

悠「ちぇ……」

♪~♪~♪~

六花「音~♪」

悠「なんだ、やけに気合入って歌ってるな」

澪「なんかライヴが成功したんだってさ」

悠「ライヴ前じゃなくて成功後?」

澪「エネルギーが有り余ってるんじゃないか?」

悠「なるほどな。」

炎銃「だったら別の方法で発散すりゃあいいのにな。」

悠「それは男女がベットで気持ち良くなるような方法ですか?」

バスンっ!!
炎銃「……」

悠「ぴぃぃぃ……こっち見ずに撃ってきたよ!あの人っ!」

澪「撃たれるような事いうからだろ……。」

美喜「ちょっと、外れたら壁に当たるから、ちゃんと当たりなさいよ」

悠「無茶苦茶だな!!」

炎銃「……」

悠「無言で狙い付けるの止めてくれませんか?」

炎銃「なら、今から三つ数えたら撃つぞ」

悠「撃たない方向でお願いします」

炎銃「……」

悠「うーわぁー……すっごい嫌々な感じで銃しまってくれたよ」

美喜「撃たれたらよかったのに」

悠「そんなにおれが嫌いか!!」

美喜「普通」

悠「その答えも辛い」

炎銃「……」

悠「祭は銃の手入れ?」

炎銃「暇だしな。っても、本格的にはしねぇけど。暇なら弾込めるの手伝え」

悠「いいけど、普通のBB?」

炎銃「そっちのはな」

悠「そっちのは?」

カチ…カチ…カチ…
炎銃「ジェット弾だ。」

カチ…カチ…カチ…
悠「……」

カチ…カチ…カチ…
炎銃「……」

カチ…カチ…カチ…
悠「エアガンにジェット弾込めて撃つと銃刀法違反だよね」

カチ…カチ…カチ…
炎銃「バレなきゃいいんだよ。それに空気銃も持ってる。」

カチ…カチ…カチ…
悠「ちなみにさっき撃ったのはどっち?」

炎銃「ジェット弾の方だ。」

悠「殺す気か!!」

炎銃「お前を撃つときは人と思わず野生動物かBOWと思ってうってるから気にするな」

悠「気にするよ!!撃たれる側は大いに気にするよ!!っか、ゾンビじゃねーし!!」

炎銃「うるせぇな。文句は当たってから言えよ!」

悠「あたったら文句言う元気もないでしょ!激痛にのたうちまわるよ!!」

炎銃「俺はその姿を是非拝みたい。」

悠「ちょっとー!このひとおかしいよ!だいぶ危ないよ!!」

澪「え……今さら?」

美喜「アンタを筆頭に「危ない」奴しか居ないでしょ」

悠「おれはあんなナチュラルに殺意を醸し出してませんよ!!」

炎銃「(後ろ向いてるし、今撃ったら当たるかな……。けど、コイツ避けるんだろうなぁ……。今度どっかから狙撃してみるか。Armalite AR-50(アンチマテリアルライフ)の試運転代わりに)」

悠「ゾクッ……。」
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