ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~4

ーラスタ・ラヴ(11/3/昼)ー

悠「ちぇき」

紅「よっす。」

六花「……」

悠「リッカなにしてるんだ?」

澪「なんか、いい曲が手に入ったって聞きいってる」

悠「ふぅん。あ、烏龍茶ちょうだい」

澪「酒じゃないのか?」

悠「この後、新宿いくからな。」

紅「誰とやるんだ?」

悠「茶屋の仕事だよ。」

紅「なんだ……つまんない」

悠「つまんないって……。そうそう、毎日血なまぐさいことしてられません。それに……お仕事しないと新の食費と家賃が払えん」

紅「闘路で稼いだ方がはやくね?」

悠「痛いの嫌い。っか、それだったら禅と崇にDVDの売上いくらか要求するし」

紅「無駄だろ。」

悠「だよなぁ……。はぁ、世知辛いぜ」

澪「人間まっとうに働くのが一番だろ」

悠「そうだな。宝くじでも買うかな」

紅「まっとうが無くなったな」

悠「宝くじは庶民の夢だぜ。毎回同ナンバーでロトシックス買ってるけど当たってない……そろそろ、おれの番のはずなんだけどな」

澪「ロトシックス、この前は面白かったな。」

紅「なにが?」

澪「一等が何人も出て、二等の方が配当金多かったんだ。」

悠「ロトは自分で数字記入だからな。あり得ない事も無い。逆に当選者無しのキャリーオーバーもあるし」

紅「宝くじも複雑だな」

悠「複雑に考えたくなかったらスクラッチがある。その場で削って、その場で当たる。」

紅「なんかCMみたいだな」

澪「スクラッチも買うのか?」

悠「いや、そっちは買わないな。たまーにしか」

紅「悠がメインで金使ってるのってなんだ?」

悠「ゲームか本だろうな。あとは飯代」

紅「そっちか」

悠「一度でいいから今月発売のエロゲー全部とかいってみたい」

紅「ダメな大人買いだな」

悠「ダメとは失礼な。英知の探求だ。」

澪「エッチの探求の間違いだろ。」

悠「上手いねこりゃ。」

澪「言って自分で後悔した。」

悠「後悔した数だけ人間は強くなれるんだぞ。」

紅「悠はいったいどれほど後悔してきたらそうなったんだ。」

悠「生まれて来た事に……って、なに言わせるんじゃい!」

紅「自分でいったくせに」

六花「……んーーー!はぁ、いい曲だったぁー。」

悠「あ、反応した。」

六花「おや、悠君。」

悠「何聞いてたんだ?」

六花「分かんない」

悠「あー?」

六花「社さんがくれたCD。なんか、すっごい女の子、女の子した曲だった。」

悠「女の子、女の子って……プリキュアか?」

紅「悠の中ではどういうカテゴリーでそうなってるんだ?」

悠「女の子=変身魔法少女的な」

澪「思いっきり偏ってるよなそれ。」

六花「女の子=闘士的な」

澪「もっと偏ってる」

紅「悪くは無いけどな」

澪「悪くないんだ……」
94/100ページ
スキ