ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~4
ー池袋:大学病院(10/31/夜)ー
柳「弓というのは、銃が開発される前までは歴史上最強の武器と言われていたそうだ。戦国時代でももっとも人を殺したのは弓矢だとか……。」
若い医師「あの……柳先生。このレントゲンは本物なんですよね?」
柳「CTスキャナーでの撮影した輪切り画像もある。嘘偽りない真実だ。」
若い医師「信じられませんね……。至近距離から撃たれたって話しもですけど、ヒビしか入ってないって……どれだけ頑丈なのか。」
柳「フライパンよりは頑丈ということじゃろうな。射貫くのを見たことある。」
若い医師「私は水が入ったバケツを貫くのを見たことあります。ですけど、それをふくめて撃たれたというのはやはり何かの間違いじゃないですか?額の傷も矢のようなものでは無かったですし」
悠「矢じゃ無い。弾は石だ。」
若い医師「!?」
柳「ほっほほ。もう自由行動ですかな?死にますぞ」
悠「さらっと言うなよ」
柳「脳に傷ができているといったでしょう?脳内出血してないだけでもギリギリだというのに」
悠「包帯はしてるだろ首に当てもの付きで」
柳「頚椎が左右に捻挫し、三十度以上もズレているのお忘れか?」
悠「……」
若い医師「よく折れ無かったものです……。」
悠「あの時は痛みも麻痺ってたしな。」
若い医師「あの……本当に撃たれたので?」
悠「ああ、撃たれたし、蹴られたし、殴られた。気がついたらここに運ばれてた。名前も住所も電話番号も言える。」
柳「おせっかいだったですかな?」
悠「あー?」
柳「しかし、、ここ最近の喧嘩三昧とあっては……このくらいの検査は必要。もっとも、jrのような人生を歩むなら。検査はむしろ遅すぎたくらいですがな。」
悠「……」
柳「たとえ、プロ格闘家でも、jrほどのダメージを身体に刻んじゃおりません」
悠「だから、昔よりは足がよく病院にかかってるだろ。でも、何か不都合があったところで変えられる人生でも無いし」
柳「それも心得ておりますゆえ。では、連絡が無ければ問題なしということで……。ご退院くださいませ」
悠「どーも」
若い医師「ちょ、ちょっと、待ってください。正気ですか?!」
柳「拘束しても無駄ですからのぅ。それに誰がこの男をベットにくくりつけられる?」
若い医師「……」
柳「両足でも折れば暫くは大人しくもしてようが、本末転倒。」
悠「確かにそりゃそうだ。入院患者を怪我させちゃ意味が無い」
柳「では、また、なにかあればご連絡します。そちらも、何かあれば来てください。ちゃんと保険証をもっての。」
悠「はいはい、ついでに今度、なんか差し入れにくるよ。それじゃ」
若い医師「本当に帰って行きましたね……。」
柳「不可拘束(アンチェイン)じゃからのぅ。さて、小腹も空いてきたし、ラーメンでも喰いにいこうかのぅ。どうじゃ、いっしょに行くか?」
若い医師「あ、ご一緒させてもらいます。柳先生、ラーメン好きなんですか?」
柳「比較的に嫌いなものは何もない食えるものなら」
若い医師「もっと偏った食生活をされてるかと誤解していました。」
柳「忙しいときは液体しか口にせんと事もあるにはある。それでも医食同源は心得取るつもりだ。お前さんも少しは気をつけた方がいい。血圧高いだろ?医者の不摂生など笑えんからの。」
若い医師「はは……。肝に銘じておきます。」
柳「弓というのは、銃が開発される前までは歴史上最強の武器と言われていたそうだ。戦国時代でももっとも人を殺したのは弓矢だとか……。」
若い医師「あの……柳先生。このレントゲンは本物なんですよね?」
柳「CTスキャナーでの撮影した輪切り画像もある。嘘偽りない真実だ。」
若い医師「信じられませんね……。至近距離から撃たれたって話しもですけど、ヒビしか入ってないって……どれだけ頑丈なのか。」
柳「フライパンよりは頑丈ということじゃろうな。射貫くのを見たことある。」
若い医師「私は水が入ったバケツを貫くのを見たことあります。ですけど、それをふくめて撃たれたというのはやはり何かの間違いじゃないですか?額の傷も矢のようなものでは無かったですし」
悠「矢じゃ無い。弾は石だ。」
若い医師「!?」
柳「ほっほほ。もう自由行動ですかな?死にますぞ」
悠「さらっと言うなよ」
柳「脳に傷ができているといったでしょう?脳内出血してないだけでもギリギリだというのに」
悠「包帯はしてるだろ首に当てもの付きで」
柳「頚椎が左右に捻挫し、三十度以上もズレているのお忘れか?」
悠「……」
若い医師「よく折れ無かったものです……。」
悠「あの時は痛みも麻痺ってたしな。」
若い医師「あの……本当に撃たれたので?」
悠「ああ、撃たれたし、蹴られたし、殴られた。気がついたらここに運ばれてた。名前も住所も電話番号も言える。」
柳「おせっかいだったですかな?」
悠「あー?」
柳「しかし、、ここ最近の喧嘩三昧とあっては……このくらいの検査は必要。もっとも、jrのような人生を歩むなら。検査はむしろ遅すぎたくらいですがな。」
悠「……」
柳「たとえ、プロ格闘家でも、jrほどのダメージを身体に刻んじゃおりません」
悠「だから、昔よりは足がよく病院にかかってるだろ。でも、何か不都合があったところで変えられる人生でも無いし」
柳「それも心得ておりますゆえ。では、連絡が無ければ問題なしということで……。ご退院くださいませ」
悠「どーも」
若い医師「ちょ、ちょっと、待ってください。正気ですか?!」
柳「拘束しても無駄ですからのぅ。それに誰がこの男をベットにくくりつけられる?」
若い医師「……」
柳「両足でも折れば暫くは大人しくもしてようが、本末転倒。」
悠「確かにそりゃそうだ。入院患者を怪我させちゃ意味が無い」
柳「では、また、なにかあればご連絡します。そちらも、何かあれば来てください。ちゃんと保険証をもっての。」
悠「はいはい、ついでに今度、なんか差し入れにくるよ。それじゃ」
若い医師「本当に帰って行きましたね……。」
柳「不可拘束(アンチェイン)じゃからのぅ。さて、小腹も空いてきたし、ラーメンでも喰いにいこうかのぅ。どうじゃ、いっしょに行くか?」
若い医師「あ、ご一緒させてもらいます。柳先生、ラーメン好きなんですか?」
柳「比較的に嫌いなものは何もない食えるものなら」
若い医師「もっと偏った食生活をされてるかと誤解していました。」
柳「忙しいときは液体しか口にせんと事もあるにはある。それでも医食同源は心得取るつもりだ。お前さんも少しは気をつけた方がいい。血圧高いだろ?医者の不摂生など笑えんからの。」
若い医師「はは……。肝に銘じておきます。」