ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】

ーラスタ・ラブー

ともき「あー…さすがに…三日連チャン飲みだとしんどいな…」

稲葉「はい。お水」

ともき「サンキュ…って稲葉。」

稲葉「リッカちゃんが帰って、私が来たわ。」

ともき「そうか。悠は?」

稲葉「カウンターの下」

ともき「は?」

悠「うー…うー…」

ともき「?!どうした!急性アルコール中毒か?!」

稲葉「飲んべえがあるわけないでしょ。違うわよ。定期的なアレよ」

ともき「定期的なアレ?……えぇ?!」

稲葉「定期的に喧嘩しないとストレスが溜まってああなるのよ。」

ともき「どんなアレだよ…」

悠「いや…最近、闘ってないからたまっちゃって。」

ともき「そういえばWORLDでも暴れてなかったな。」
悠「おかげっストレスたまりまくりだよ。…はい、出来た。本日の一杯マティーニだ。」

ともき「半透明で…沈んでるのはオリーブか。レモンのいいにおにだ。」

悠「おう、一息にあけてくれ」

ともき「じゃぁ…いただきます……?!ゴヘッ!?な、こ…れ…」

稲葉「テキーラ・マティーニって35度くらいよねたしか。」

テキーラ・マティーニ
35度辛口ステア
テキーラ48ml
ドライ・ベルモット12ml
オリーブ、レモンピール

ともき「おま…イッキにやるもんじゃないだろ…これ。」

悠「さっすが、ともきいい飲みっぷりだ。ちなみにピールってのは柑橘類の皮の小片のことな。レモンピールはレモンの皮、オレンジピールはオレンジの皮だ。カクテルの香りつけのために、上からしぼりかけるんだ。」

ともき「へぇ…って誤魔化されるか!」

悠「じゃあもう1つ。これはシェークでつくるんじゃなく。ステアって方法で作る。ミキシング・グラスに氷と材料をいれて、バースプーンで素早くステアするテクニックのことで、コツはバースプーンの背で常にミキシング・グラスの内側を擦るように混ぜるのがポイントだ。」

稲葉「ステアってのは粉砕するとかの意味ね。」

ともき「あー…喉が痛い…三連チャンのしまいにこれかよ…」

悠「もう一杯作ろうか?」

ともき「頼むからノンアルコールもの。」

悠「じゃあ普通にお茶でいいか。」

ともき「ああ。」

悠「はぁ…暴れたい…。妹紅と輝夜がうやらましいな…定期的に殺り合えて。」

ともき「おーい、大丈夫か。発言がおかしいぞ」

稲葉「末期ね。」

悠「あ、じゃあ皆でバトロワとかどうだ?」

ともき「やらないから。だいたい個人戦だとあきらかに体力差がでるだろ。」

悠「じゃあサバゲーはどうだ。侵略側と防衛側で、侵略側はボスを倒せば勝ち。防衛側は侵略側を全滅で勝ち。」

稲葉「それならパワーバランスは考えれるわね。武器とヒット判定は?」

悠「基本制限は無し。ヒット判定はガッツルールで。」

ともき「ガッツルール?」
稲葉「要するに体力制ね。偶然持っているこの紙をペタリ。」

ともき☆×5
稲葉☆×3
悠☆×10

稲葉「と言うふうになるわ。」

ともき「なるほど。」

悠「な?これなら楽しいだろ。」

ともき「まぁいいかな。」
悠「じゃあ。ともきの武器は俺が選んでやるよ…そうだな…ラオシャンロン砲いくか。」

ともき「そういう武器かよ!危なすぎだろ!」

悠「死にはしないさ。俺はミニ八卦炉だけでいいや。」

ともき「めちゃくちゃだな…」

悠「弾幕はパワーだぜ☆」

稲葉「悠、刀とかはOK?」

悠「アリアリで」

稲葉「よかったわ。梔御姉様も参加するって。」

悠「おー、梔ねぇもか武器は?」

稲葉「エクスカリバー(勝利が約束されてるやつ)とガンブレードと斬艦刀ですって。」

悠「やっぱり、喧嘩はタイマンだよな。素手喧嘩だよ。サバゲーはダメだな。」

ともき「帰ろ…」
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