ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~4

ーラスタ・ラヴ(10/17/夜)ー

悠「……ふぅ」

澪「美味いか?」

悠「味がねぇ……。」

美喜「水だからね」

悠「味気ねぇよ……。」

澪「自分が頼んだんだろ」

悠「だって口の中ズタズタなんだもん」

美喜「ウオッカかなんかを思い切り口の中で転がして飲めば?」

悠「号泣もんだよねそれ」

美喜「アルコール消毒」

悠「なるほど」

澪「なっとくしたらダメだろ」

ともき「ちぃっす。サボリマン居る?」

悠「居ませんよ」

ともき「お前だよ」

悠「尾前田余さん?」

ともき「誰だよ!」

悠「誰だろうね」

ともき「お前なぁ」

悠「小前菜亜さん?」

ともき「……」

悠「オーケー。わかった。悪かったから黙って拳を振り上げるのはやめたください。今の僕は病人です。」

ともき「確かに頭の方はだいぶキてるみたいだな」

悠「ひへひょひょひょひょう」

美喜「気持ち悪っ?!」

ともき「はぁ…。連れて来たの失敗だったかな」

悠「うにゃん?」

翡翠「……」

悠「あらら、翡翠じゃん、お久し!」

翡翠「…おひさし…」

ともき「学校帰りにバッタリ会ってな。悠の所に行くみたいだったからこっちに居ると思って連れて来た。」

悠「そかそか。っか、おれの所って何か用事か?」

翡翠「…ふるふる…」

悠「違うのにうち来てたのか?」

翡翠「…こく…」

ともき「用事が無くてもお前だって人んちにあがりこむだろ」

悠「アレはほら、夫婦の営み的な」

ともき「もう二度と入れん」

悠「おれってさ四階くらいまでならよじ登れる自信あるんだよな」

ともき「やめい」

翡翠「……」

くいくい…
悠「あー?どした?」

翡翠「…けがしてる…」

悠「ちょっと駅の改札口に挟まれたんだよ」

ともき「どんな挟まれ方したらそうなるんだ……」

悠「ギュッとして……どっかーん!みたいな」

翡翠「…ぎゅっどかん?…」

悠「ギュっとしてどっかーん!」

ともき「されたいのか?」

悠「いやいや……。」

翡翠「…ぎゅ…」

悠「あー……ぎゅっていうのは抱きつくギュじゃないんだけど……。」

翡翠「…///…」

悠「っか、おれのことをどっかーんさせたいのかな?」

ともき「そーじゃないだろ……。」

悠「はにゃ?」

翡翠「…にゃ?…」

悠「あらやだ、可愛い。ほーら、ごろごろ~」

翡翠「…に、にゃぁ///…」
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