ｰラスタ・ラヴ(10/6/夜)ｰ

悠「バイオとかやると銃つかって遊びたくなるよな」

ともき「アクション映画見てカンフーしたくなる子供かお前は」

悠「子供だよ!!」

ともき「言いきられた……。」

炎銃「じやあ、俺の銃貸してやるよ。ロシアンルーレットしようぜ。お前からな」

ゴトッ
悠「リボルバーでない銃でロシアンルーレットはただの自殺では無いですか」

ともき「だよな」

炎銃「見てる俺は楽しいからいいんだよ」

悠「無茶苦茶だな」

炎銃「お前の存在よりましだ。お前は無茶苦茶で気持ち悪い」

悠「酷いいわれようだ。そうおもわないか?」

ともき「無茶苦茶という部分は肯定かな」

悠「気持ち悪くないって事を肯定されなくて嬉しいわ。やっぱり愛してるのね!!」

炎銃「……」
バスっ!!

悠「ダイビング回避!!」

炎銃「気持ち悪さのあまり撃っちまった」

ともき「今のは仕方ないです」

悠「仕方ないわけあるか!!もろ、目だったぞ!目っ!!」

炎銃「避けたならいいだろ。」

悠「よけれなかった場合のことは無視かい」

炎銃「ごちゃごちゃと細かいことでうるせーなぁ」

ともき「細かくはないと思いますが……。」

美喜「それより、店内で発砲すんな」

炎銃「もうひとりうるさいのが来たよ」

悠「祭りちゃんが悪い」

バババババババババ!!

炎銃「……あ、また無意識に撃っちまった。」

美喜「両手にAB‐50もって無意識?ちゃんと弾掃除しといてよ」

ともき「悠は?」

美喜「上の梁に逃げてるよ」

悠「おま……サブマシンガンはダメだろ」

ともき「蜘蛛みたいな奴だな」

悠「誰がスパイダーマンだ。」

ともき「いってねぇよ。なに、良い風に捉えてるんだよ」

炎銃「俺帰るけど、お前これ掃除しとけよ。」

悠「おれがかよ?!って、帰っちゃったよ……」


ともき「悠も大変だな」

悠「本当にだわさ……。今回はおれいっさい悪くないのに」

ともき「でも、自分に非が無いことでも受け止める宣言したらしいじゃん」

悠「ケースバイケースだよ!祭ち……炎銃はもろ殺る気満々で撃ってくるんだぞ」

ともき「……」

悠「なにか言いたそうだな。」

ともき「いや、悠に何かしてくる奴って大抵の場合はそうじゃないのか」

悠「……」

ともき「紅は金属バット振りかぶるし、千夜は頚椎狙いで蹴ってくるし」

悠「弩躬は本気でダーツ飛ばしてきたし、寅は顎砕く気で殴ってくるし……あれ、おれってスゲェ嫌われてる?」

ともき「ある意味、好かれてるが故かな」

悠「それ、フォロー?」

ともき「そのつもりだ。」

悠「人生について改めて考えさせられちゃったよ」