ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~4

ーラスタ・ラヴ(10/4/夜)ー

悠「かぼちゃのロールケーキ?」

優日「そうそう。昨日食べたんだけど結構おいしかったんだよね。」

悠「ほむ……いや、間違えた。ふむ。それで?」

優日「悠の店でも出してみたら?」

悠「洋菓子じゃん。うちは和菓子オンリーが売りだよ。」

紅「てっぱん焼きやってるじゃん」

悠「あれはおれがしたくて始めたんじゃないっーの」

金剛「ノリノリだったと思うがな」

悠「なんだと、この野郎」

金剛「ははは」

優日「ちぇー、悠が作ってくれるなら買いに行くつもりだったのに」

悠「っか、売ってんだろそれ」

優日「売ってるよ」

悠「そこで買えばいいじゃん」

優日「まー、そうなんだけどね。あわよくば売れ残りをタダでもらえないかと思ってまして。」

悠「あー……そゆことね。だが、残念だけど売れ残りは全部新の腹に行く運命だよ。いや、新の胸と太ももかな。」

紅「いい感じにムチッとしてるよな」

悠「いつかむしゃぶりつきたい」

金剛「なんか、オヤジ臭いな」

悠「なんだよー。」

優日「仕方ない。諦めて買いに行こうかな」

悠「初めからそうしろっての」

紅「俺もついてっていいか?」

優日「紅君、ケーキ好きだった?」

紅「うーん……普通」

優日「あ、同じ。私も普通」

金剛「普通なのか……大好きとかじゃないんだな」

優日「美味しいものは普通に好きの普通ですよ♪」

金剛「あぁそぅ…。」

優日「悠、金剛さん、またねー。」

紅「悠、金剛の旦那、またなー。」

悠「へーへー」

金剛「ふー、お前最近どうよ」

悠「なにその会話の糸口が見つからない父親がとりあえずいいだしそうな言葉」

金剛「なんだ、それ……。こっちは最近面白いガキとあったぞ。」

悠「男?女?」

金剛「男だが?」

悠「あー……なら、興味無いわ。」

金剛「ないんかよ。」

悠「うん。女だったら興味あったのに」

金剛「そうか。じゃあ、女にしか見えない男だったら。」

悠「けっこう、興味あるな。ショートで、色素が薄い感じで……」

金剛「逆男にしか見えない女なら」

悠「そっちは場合によるな、でもボーイッシュなのは全然あり、ちょっと口かが悪いくらいで…」

金剛「おっさんみたいな女だったら」

悠「この世から消え去ってしまえばいい。っか、国が許可したらおれが一掃してやる。」

金剛「お前はいろいろとお前だな」

悠「どーいう意味?」

金剛「いいや、なんでも無い。あー、そうだもう一つ。」

悠「なーに?」

金剛「この前、がりゅーに殴ぐ…」

悠「あん?殴っただとコラ、ちょっと、表出ろコラ。」

金剛「殴ったんじゃない。殴られた側だ!」
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