ｰラスタ･ラヴ(10/1/夜)ｰ

悠「お前といると落ち着くなぁ。」

寅「げほっ…。なに気持ち悪い事いってる」

悠「いや、間違えた。おまえとっていうか男と居ると落ち着くわ」

寅「どっちにしろ、気持ちわりぃよ」

ともき「また、なんかしたのか」

悠「またってなんだわさ」

ともき「お前の場合、「また」っていういい方以外にどういったらいい」

悠「「どうした何かあったのかい?さぁ、僕に話してみなよ。力になってあげる!」っとか」

ともき「実際にそういうこという奴が居たら?」

悠「気持ち悪いな」

寅「お前バカだよな。ってか、馬鹿だな」

悠「二回言うなよ。っか、二回目は断定でいいやがったな。ジョン」

寅「誰がジョンだ」

紅「なんで、ジョンなんだ?」

ともき「ジョン・トラボルタだからだろ」

千夜「アホくさ」

寅「さんざん人の名前で遊んでんじゃねぇぞ」

悠「いじりやすいんだもん。千世子に次いでいじりやすい名前だ。」

寅「誰だよ」

紅「トラボルタ、トランジスタ、トラバサミ、トランジスタ…」

千夜「いま、トランジスタ二回いったぞ」

紅「ありゃ。」

寅「とらがついてたら何でもいいとおもうなよ。」

悠「そうかい。フーテンの寅さん」

寅「ソレいわれんのが一番腹立つんだよ」

紅「なんのネタだ?」

ともき「男はつらいよの寅さんのことだろ」

悠「そういや、紅はトラチーって呼ぶよな。なんか意味あったのか?」

紅「いや、なんか可愛い感じで呼びやすかったから」

寅「やかましいわ」

悠「とかちつくちてだな」

寅「お前がいうことは何でほとんど意味が分からねぇよォなことばっかりなんだろうな」

悠「うぇひひ」

寅「おい、コイツ病院連れてってやれ」

ともき「もう手遅れだよ」

紅「連れてっても断られるって」

千夜「病院より樹海にでも捨ててきたらいい」

悠「揃いもそろっていいたい放題か!」

崇「そいつを樹海に捨てても無駄だぞ。」

悠「崇?」

崇「帰巣本能があるからもどってくる。犬より賢いからな」

悠「比べる対象が犬かよ」

寅「お前って慕われてないな」

悠「ほっとけ。っか、とどめをさすな!!」

紅「大丈夫、悠は人気者だ。」

ともき「どういう意味で?」

紅「ぶん殴りたいって奴がいっぱいる意味で」

悠「ただ狙われてるだけじゃん!?」

寅「良かったな人気者」

悠「今、この、タイミングでいってんじゃねぇよ!!」