ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~4

ー小鳥遊邸広間(9/30/昼)ー

悠「えーと……皆さんはあれですか?うちを休憩所か何かと間違えられているんですか?」

夢「わたしは自分ちに帰ってきただけでーす」


悠「ここはおれんちであってお前の家じゃない!!」

想「やっぱり、押し掛けたのはご迷惑でしたよね。」

悠「あー……いや、逢岡さんは良いんですよ。別に何の問題もないし。」

神姫「私がきたら問題があるっていうの?それとも邪魔っていいたいの?」

悠「いやいや、神姫様に邪魔だなんてめっそうもないでやんすよ。」

ゆうな「おとうさんかっこ悪い」

悠「これが男の生き様だ」

神姫「生き様っていうか生き恥でしょ」

悠「ぐぅのねもでないぜ。ぐぅ」

神姫「……」

悠「無視は止めて?!」

ゆうな「ところで、お父さん。」

吉音「ねぇねぇ、悠」

夢「ちょっと、悠」

悠「三方からおれを呼ぶなおれは聖徳太子じゃねぇぞ。とりあえず、近いところで新なんだ。」

吉音「はい、この可愛い子だれ?あと、そっちの子も」

夢「ひとに指さすなよ」

京「己は臥劉京。特技は臥劉宗家臥劉螺拳。将来の夢は悠お兄ちゃんのお嫁さんだ。」

ピシッ……!

悠「あー……いや、それはな」

夢「はぁ?意味分かんないし」

京「なにがだ?」

夢「なんで、アンタが悠のお嫁さんなのよ頭おかしいんじゃない?」

悠「おい、夢…」

京「己は悠を護るって決めたんだ。」

夢「だから、意味が……」

楓子「ちょっとおまちくださいやよ。」

悠「デコ?」

楓子「師匠にお嫁さんができることは実に嬉しいことですが……師匠をお守りするのは私の役目ですやよ。そこについては、たとえ、京殿でも譲れませんやよ。」

悠「いやいや、イロイロおかしいし」

吉音「ちょっとまったー!」

悠「おい、今度はなんだ……」

吉音「あたしの顔見忘れたかー!」

悠「いや、その使い方おかしい」

吉音「今、悠の用心棒は私だよ!」

楓子「新さん、それは茶屋に居るあいだの話ですやよ。そこ以外の管轄は私の役目だといったはずですやよ。」

吉音「でも、今は悠の側に居るし」

悠「お前らなぁ……」

神姫「どうでもいいけど、お風呂貸してくれない?体が冷えて来たわ」

悠「お前はお前で自由か!あっ……やべっ」

神姫「お前?」

悠「いやね、今のは言葉のあやといいますか……」

パァン!!

「「「「!?」」」」

神姫「ダメよ?約束やぶっちゃ。」

悠「……す、すんませんっ。」

駒裡「あ、皆さん。お風呂を湧きましたからどうぞ……なにか、ありました?」

神姫「なんでもないわ。京、お風呂行くわよ」

京「は、はい。」

ゆうな「夢ちゃんもいこー」

夢「ちょ、引っ張んないでよ!」

吉音「ねぇねぇ、お風呂広いの?」

駒裡「はい、とっても広いですよ。」

吉音「わーい、じゃねあたしも入るー!よいしょ」

真桜「おい、なに抱えてやがるなの」

吉音「お風呂♪お風呂♪」

想「……あの、大丈夫ですか?」

悠「いつもの……事ですから…ガクッ」
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