ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~4

ーラスタ・ラヴ(9/27/夜)ー

悠「ちぇき……。」
夢「……」

崇「おや、悠、どうした?」

悠「どーしたもこーしたも……とり憑かれた」

夢「人を幽霊みたいにいわないで。」

悠「こっちは天井下りにすらとり憑かれるのに……」

夢「なに?」

悠「なんでもない」

崇「それで占い師とまだつるんでたのか。」

悠「コイツが勝手に付きまとってるだけだ。」

夢「こんな美少女と行動できるんだから感謝しなさいよ」

悠「いいから、帰れよ」

夢「なんでそんなに冷たくすりゅのよ!」

悠「昨日からこんな感じだろ!っか、噛んでんじゃねぇよ!」

崇「お前、昨日とキャラ違わないが?」

夢「変わらないわよ。」

悠「崇に世話になったんだから、あんまり高圧的になるなよ」

夢「はーい」

崇「余程なつかれたらしいな 」

悠「のら猫に餌やった気分だ。」

夢「私は猫じゃないし。どっちかっていうと犬?尽くすタイプみたいな」

悠「聞いてねぇよ」

夢「聞きなさいよ。」

崇「話しは変わるが九頭竜の娘は元気か?」

悠「神姫ならいつも一定だよ。元気な姿がわからん。」

夢「誰?女?」

悠「……いいから少し黙っててくれ。」

崇「九頭竜の娘はいいんだが、一度、臥劉を連れてこれないか?」

悠「なんで?」

崇「まだ、ちゃんと話していなかったからな。」

悠「へぇ、がりゅーと話なんかしたいんだ。」

崇「あぁ、お前との関係を赤裸々に語ってもらおうと思ってな」

悠「やかましいわ!」

夢「ちょっと、ちょーっと、関係ってなに?赤裸々にって?」

悠「お前にゃかんけーねーよ!」

夢「あるし!」

悠「キンキンと耳元で声あげんなよ……。鼓膜が震える…。」

崇「くくく。」

悠「笑いごっちゃねぇよ。」

鈴猫「こんばんわ。あれ、悠と崇。来てたんだ。」

悠「まぁな。もう帰るけど。」

崇「なんだ、今来たところだろ。」

悠「このガキを家に送る。」

夢「えー、やだぁ。悠の家に泊まるし。」

悠「泊めねぇよ。」

夢「ケチ!」

悠「誰がケチだ……。」

鈴猫「あの娘は?」

崇「昨日話してた占い師のガキだ。」

鈴猫「あの娘が……。けど、もっと大人びた娘な風に聞いてたけど。」

崇「中身は生意気だ。まぁ、ただ……悠の働きの甲斐だな」

鈴猫「?」

崇「……お前は色々と残念だよな。」

鈴猫「何が!?」

悠「おら、さっさと立て。」

夢「ヤーダ!帰ーらーなーいー!」

鈴猫「悠、なにも無理やりは……」

悠「しかしだな…」

夢「なに?誰?」

悠「なに敵意剥き出してる。なんか、悪いな。」

鈴猫「あはは…。いいよ。気にしてないから。」

夢「べーっ。悠、お腹すいた夜ご飯いこ。」

悠「あー?こら、ひっぱるな!っか、夜ご飯じゃねぇ!夕飯または晩御飯だ!」

鈴猫「……」
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