ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~4

ーラスタ・ラヴ(9/18/夜)ー

ともき「美味いなこのヨウカン」

悠「こんど、うちの店で出すつもりなんだ。サツマイモをしっかり使った。芋ようかん」

千夜「そんなに甘くねぇし。いいな。」

戌塚「千夜が喰うくらいだから大丈夫だぞと」

悠「大丈夫か……」

戌塚「なにかもんだいがあるんだぞと? 」

悠「問題というか、問題なんだが。」

紅「なんで二回いった?」

ともき「しかも日本語として使い方おかしくないか?」

悠「左右から別々で突っ込まないでよ。私壊れちゃう」

千夜「うぜぇ…。」

悠「でも、実際3Pってけっこうキツイものある気がするんだよな。結局自分以外のナニを見なきゃならないじゃん」

戌塚「たしかに…。」

千夜「納得してんな。」

ともき「そのバカみたいな話題が問題っていうなら、問題は悠の脳みそだな」

紅「~~」

悠「いや、それが問題じゃないんだけど。ひとつだけいっていいかな」

ともき「なんだ?」

悠「ともきとなら3Pも……普通にイケる。」

ともき「うるせぇって」

悠「っで、問題なんだが。この芋ようかん、見てどう思う?すごく……芋ようかんですっとかの小ボケはいいからな。」

千夜「意味がわからん」

戌塚「普通の芋ようかんにみえるぞと」

ともき「しいていうなら……地味?」

悠「それだ。どーも地味なんだよ。」

紅「芋ようかんってそんな食べないけどもっとド派手な物なのか?」

悠「いや、これが普通だよ。」

戌塚「問題があるのかだぞと?」

悠「地味だからなァ。どーも、若い子には受けが悪いというか……。」

ともき「和菓子だしな。」

悠「ほむ……いや、うむ。」

戌塚「うまかったら良いんじゃないかだぞと」

千夜「見た目っーのは大事なんだよ。うちのラーメンだって器から麺がはみ出てたりしたら嫌だろう。」

戌塚「別にきにならないぞと」

千夜「もう黙ってろ。」

紅「じゃあ、なんかスィーツ的になのやったらいいんじゃね?」

悠「スィーツは洋菓子中心だろ。目と鼻の先にスィーツの店があるじゃんか」

戌塚「目と鼻の先ってどーいう意味だぞと?」

千夜「辞書引け」

戌塚「ともき……。」

ともき「目と鼻ぐらい距離が近いって意味。」

悠「だから和菓子で勝負なんだよ」

紅「勝負になるほど繁盛してたっけか?」

悠「してねぇよ……。」

紅「だよなー。っていうか、和菓子止めててっぱん焼きのがいいんじゃないか」

悠「本末転倒だよ!!」

千夜「茶屋止めてそーしたら、解決だろ。」

悠「いや、だからね……。そーじゃないでしょ。」

戌塚「なーなー、本末転倒ってなんだぞと?」

千夜「小学生からやり直せ。」
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