ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~4

ーラスタ・ラヴ(9/8/夜)ー

悠「ちぇき」

翡翠「…ちぇき…」

鈴猫「あ、こんばんわ。翡翠ちゃんもこんばんわ」

翡翠「…こんばんわ…」

悠「寅来てる?」

美喜「来てないけど。待ち合わせ?」

悠「いや、子供見せたらどうなるかなーと思って」

美喜「変なことに翡翠ちゃん巻き込むんじゃないわよ」

悠「案外千夜ちゃんみたいに子供好きかも知れないと思うんだよ。もしくは本気で嫌いか」

澪「後者だったらどーする気だよ」

悠「三十六計逃げる」

澪「前向いて後ろに全力疾走だな」

悠「おれの得意分野だ。」

鈴猫「なにいってるの…」

翡翠「…さんじゅーろくけいにげる…」

鈴猫「覚えなくていいとおもうよ。」

翡翠「…?…」

悠「っか、寅居ないのか……ふーむ。どうしょかな」

澪「日本酒で良いか?」

悠「あー……」

鈴猫「翡翠ちゃんなら私が見てるよ」

悠「あー…なら、任せる」

鈴猫「翡翠ちゃん、むこうでジュース飲もうか」

翡翠「…こくこく…」

澪「最近寅とつるんでるのか?」

悠「まーねん。ともき5寅3他2の割合かな」

美喜「それでもともきが半分占めてるのね」

悠「ともきはおれにとり憑かれてるんだよ。ケタケタケタ」

澪「怖っ…。」

ともき「俺の知らないところで変なこというなよ。」

悠「あー……ともき。おれに会いたくて来てくれたんだな」

ともき「たまたまだよ。」

悠「そのたまたまが運命なのだよ。」

ともき「なにをいっとるんだ。」

悠「おれなりの愛ですよ。二人は運命の黒い糸で結ばれてるんです。」

ともき「……それは悠の髪に捕えられてる感じか?」

悠「ひとを毛羽毛現みたくいいおって」

ともき「けう?」

悠「けうけげん。日本妖怪だ。」

ともき「妖怪……ぴったりじゃないか。」

悠「ちゅっ…」

ともき「んっ?!」
ぢゅゅゅゅ……

澪「うわぁ…ディープ…」

美喜「っていうより吸引ね。」

悠「ッ……ぷは、ふぅ。」

ともき「……この野郎」

悠「そんなエクスタシるなよ」

ともき「張り倒すぞ。っていうか、本気で縁切るぞ」

悠「へーい、落ち着けってちょっとした冗談だろ」

ともき「冗談で唇吸われてたまるか!!」

悠「次からは舌も入れてやる。ん?」

翡翠「……」

ペチペチペチペチペチペチ!
悠「なんでおれめっさ叩かれてるんだ?」

ともき「……翡翠ちゃんに聞いたらどうだ?」

悠「なんで叩いてるんですか?」

翡翠「…プイっ…」

悠「あー?」

鈴猫「私も叩きたくなるなぁ…」
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