ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~4

ーラスタ・ラヴ(9/7/夜)ー

悠「zzz……zzz…。」

ともき「死んだように寝てるな……。」

寅「今なら一発で殺れる……か」

紅「寝込みは襲って殺りなさんなよ。」

亮「しかし、幸せそうな寝顔だ」

悠「くかー…zzz…zzz…くかー…zzz」

ともき「どうです悠を膝枕してる感想は?」

鈴猫「エトジョウジョウデッス…」

紅「レゴブロックみたいにカチカチだな。」

寅「てかよー、どういう状況なんだ?」

亮「俺とともきと一緒に来てて、いつもの如く急に眠たいとか言い出して、ソファーに移動したと思ったら爆睡」

ともき「ちゃっかりしてるのは横になれる場所と枕をしっかり確保する所だな。」

悠「zzz…zzz…」

鈴猫「枕…」

ともき「あ、すいません。」

鈴猫「ううん。いいの。悠が枕にしてくれるって事は私のことを安心できる所って思ってくれてる訳だし。少し嬉しいかな。」

亮「聖人みたいだな。」

ともき「鈴猫さんは人が良すぎるけどな。」

鈴猫「そ、そんなことないよ。普通だよ。」

紅「まぁ、素手でアスファルト割るけどな」

寅「マジか?」

鈴猫「割れません!」

紅「でも実際踏み割れたじゃん」

鈴猫「……」

ともき「そこはマジですか。」

亮「……」

寅「……」

鈴猫「いや、違うのよ?踏み割りたくてやったんじゃなくてね?踏んだら割れちゃった的なアレなんだよ!」

紅「結果的に割ってるじゃん。」

鈴猫「~~!」

ともき「めっちゃ怒ってるぞ」

紅「事実をいってるだけなのにな……。」

悠「うぅん……うるさいなぁ。」

亮「あ、やっと起きた」

鈴猫「ご、ごめん、うるさかったかな?」

寅「お前が謝るのはおかしいだろ……勝手にソイツが寝てるだけだろうに」

亮「まぁ、そうだけどな…。」

悠「ん~……それにしても…いい夢みただわさ。メロン狩りに、桃狩りに、サクランボ摘みとか…」

ともき「やたらまとまりの無い夢だな。」

悠「まとまりは無いが。夢とロマンはたっぷり詰まっていた。胸がときめくレベルだ。」

寅「なんでもいいが起きたなら付き合えよ」

悠「……もうひと眠り。」

寅「アホか。今起きたばっかりだろ。」

悠「この太ももの柔らかに包まれて眠りたいのだよ。」

鈴猫「ど、どうぞ///」

寅「……」

グイッ!
悠「いだだだだだだ!?か、髪引っ張んな!」

寅「さっさと起きろボケ。引き抜くぞ。」

悠「っ、このっ、髪引っ張んなバカ!テメェ、本気で怒るぞ!」

寅「ふんっ。怒ってみろよ。」

悠「嫌ですよーだ!」

ともき「子供かよ。」

亮「どっか行くのか?」

悠「いや、ロードワーク。寅が毎晩付き合えとかいうんだよ。」

寅「暇だろ。」

悠「暇じゃねぇし」

紅「いいじゃん。いこうぜ。」

亮「あ、なら俺もやる。ちょうどジャージあるし。」

悠「なんでやる気MAXだよ…。」

ともき「いってらー。」

鈴猫「車に気を付けてね」
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