ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~4
ーラスタ・ラヴ(9/6/夜)ー
悠「……」
カタカタカタカタ
禅「……」
カタカタカタカタ
紅「おーっす。……って、なにしてるんだ?」
澪「将棋。」
紅「パソコンたたいてるじゃん」
澪「ネット対戦らしい。」
紅「家でやるならともかく目のまえ同士なら普通にやればいいのに。」
悠「それがちょっと問題がでてな。」
禅「ふぅ……。」
紅「終わったか?」
悠「あぁ、おれの負け」
禅「ヴィ…ク…トリー…です」
紅「戦績は?」
悠「5勝5敗。ちなみにリアルならおれが5勝」
禅「ゲー…ム…でなら…俺が…5勝…です」
紅「……どゆこと?」
悠「実際に盤上に駒を並べて動かしたたらおれのが確実に勝ってるけどゲーム上っか画面挟んだら禅が勝ってるんだよ。」
紅「ふーん……?」
禅「悠…さん…すい…ません…おれは…そろそろ…」
悠「あー。着き合わせて悪かったな。」
禅「いえ……楽しかった…ですよ…。また…やり……やり…ましょう」
悠「あー…」
紅「変な話だな。」
悠「だよな。」
紅「あ、じゃあ、アレかな……」
悠「どれだ?」
紅「電子世界で闘えば禅は強いんじゃないかーって」
悠「ドム……いや、間違えたジム…そうじゃ無くてガンダム……でも無くて……ふむ。」
紅「今日は一段と長かったな」
悠「ただその場合、おれらの意識ごと電脳世界へどう入りこむかだな」
紅「悠ならできる」
悠「できねェし。むしろ出来るのならおれよか禅の方が先に動くってのむしろ入りこむだろ」
紅「だよなー。っていうーかだよなー。」
悠「大事なことだから二回いったな。」
紅「しかたないから俺と闘るか。」
悠「いいぞ。」
紅「え、マジで!?」
悠「ほら、駒を並べろ。」
紅「……いや、将棋でなくてさ。」
悠「ま、そういわず。兵法もひとつの闘いだろ」
紅「うーむ。分かりやすく丸めこまれてる気がするけど……やってやろう。」
悠「わかりやすく丸めこまれてくれてありがとう。じゃあ、やろう。」
紅「終わったら喧嘩な」
悠「それは断る。」
紅「……」
悠「……」
紅「おりゃあ!」
悠「ちょっ…?!やべ、戦略的撤退!!」
崇「おっと…」
紅「崇さん、お疲れ様です!」
崇「逃がすなよ」
悠「余計なこというな馬鹿ー!」
澪「逃げ切れますかね?」
崇「さぁな。ただ理屈をこねて策を講じて危機回避能力はいつも素晴らしいが……たまには立ち向かうことも必要だろ。」
悠「……」
カタカタカタカタ
禅「……」
カタカタカタカタ
紅「おーっす。……って、なにしてるんだ?」
澪「将棋。」
紅「パソコンたたいてるじゃん」
澪「ネット対戦らしい。」
紅「家でやるならともかく目のまえ同士なら普通にやればいいのに。」
悠「それがちょっと問題がでてな。」
禅「ふぅ……。」
紅「終わったか?」
悠「あぁ、おれの負け」
禅「ヴィ…ク…トリー…です」
紅「戦績は?」
悠「5勝5敗。ちなみにリアルならおれが5勝」
禅「ゲー…ム…でなら…俺が…5勝…です」
紅「……どゆこと?」
悠「実際に盤上に駒を並べて動かしたたらおれのが確実に勝ってるけどゲーム上っか画面挟んだら禅が勝ってるんだよ。」
紅「ふーん……?」
禅「悠…さん…すい…ません…おれは…そろそろ…」
悠「あー。着き合わせて悪かったな。」
禅「いえ……楽しかった…ですよ…。また…やり……やり…ましょう」
悠「あー…」
紅「変な話だな。」
悠「だよな。」
紅「あ、じゃあ、アレかな……」
悠「どれだ?」
紅「電子世界で闘えば禅は強いんじゃないかーって」
悠「ドム……いや、間違えたジム…そうじゃ無くてガンダム……でも無くて……ふむ。」
紅「今日は一段と長かったな」
悠「ただその場合、おれらの意識ごと電脳世界へどう入りこむかだな」
紅「悠ならできる」
悠「できねェし。むしろ出来るのならおれよか禅の方が先に動くってのむしろ入りこむだろ」
紅「だよなー。っていうーかだよなー。」
悠「大事なことだから二回いったな。」
紅「しかたないから俺と闘るか。」
悠「いいぞ。」
紅「え、マジで!?」
悠「ほら、駒を並べろ。」
紅「……いや、将棋でなくてさ。」
悠「ま、そういわず。兵法もひとつの闘いだろ」
紅「うーむ。分かりやすく丸めこまれてる気がするけど……やってやろう。」
悠「わかりやすく丸めこまれてくれてありがとう。じゃあ、やろう。」
紅「終わったら喧嘩な」
悠「それは断る。」
紅「……」
悠「……」
紅「おりゃあ!」
悠「ちょっ…?!やべ、戦略的撤退!!」
崇「おっと…」
紅「崇さん、お疲れ様です!」
崇「逃がすなよ」
悠「余計なこというな馬鹿ー!」
澪「逃げ切れますかね?」
崇「さぁな。ただ理屈をこねて策を講じて危機回避能力はいつも素晴らしいが……たまには立ち向かうことも必要だろ。」