ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~4

ーラスタ・ラヴ(9/5/夜)ー

悠「ちぇっき。」

紅「おっす」

寅「よう」

悠「なんだ、寅また来てたのか。」

寅「まぁな」

悠「今日どんな感じだったよ?」

寅「まぁまぁだな。もうちょっと甘くないほうがいい」

紅「なんま話しだ?」

悠「茶屋で出してる茶菓子の話。」

紅「ああ。なに、トライバルあそこ出入りしてるのか?」

寅「誰がトライバル(刺青)だ。コラ。」

悠「出入りもなにも常連だぞ。今日も来てたし」

紅「マジか」

寅「合間見て喧嘩売ってるんだけどコイツ逃げるんだよ」

紅「ああ、分かる。悠はいつもそうなんだよ。」

悠「いつも喧嘩売られる立場の人間の気持ちを考えろや。」

紅「買えばいいじゃん」

寅「買えばいいだろ」

悠「ヤダもうコイツら……」

寅「だいたいテメェ毎日団子焼いてんじゃねぇよ。」

悠「茶屋で茶菓子作らずに何するんだよ?!」

紅「筋トレ」

寅「筋トレだろ」

悠「……(似てんなコイツら)あ、イメージトレーニングならしてるぞ」

寅「イメトレ?」

悠「新の太ももを眺めてだな」

寅「死ね」

悠「死ねいうな!」

紅「けど、分からなくもないな。あの子猫ちゃんミニスカいい感じだし。」

悠「だろ。」

寅「はんっ」

悠「とらちーあんまり興味無いのか?」

寅「別に。」

悠「あー……アレか?」

寅「なんだ?」

悠「新のスリーサイズが知りたいんだろ」

寅「……」

シュバッ!!

悠「ひっ…?!む、無言で殴るなよ!!」

寅「くそっ!なんで当たらねぇんだ!!」

紅「悠は異常生存本能があるから殺気を込めた攻撃は避けられるらしいぞ」

寅「なんだそりゃ…」

紅「まぁ、それはさておいて……新の子猫ちゃんのスリーサイズ知ってんのか?」

悠「毎日何十回新の身体をみてると思ってる。おれは観察眼のスキルのおかげで捕獲の見極めを持ってる男だぞ。」

寅「モンハンじゃねぇか」

悠「ゴールドルナ一式で捕獲の見極め、激運、捕獲達人、あと出来たら罠師。っがあれば他のスキルはいらない。ハンマーだから基本心眼不要だし。」

寅「俺は太刀だな」

悠「意外…っで、おれの観察眼から出た数値は……身長160、体重47、バスト88、ウエスト56、ヒップ85だな」

寅「具体的だな、をい。」

紅「悠とか稲葉の子猫ちゃんがこーゆーこという場合多分あたりだ。」 

悠「自信はあるぜ」

寅「ああそう…」
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