ｰラスタ･ラヴｰ

悠「……」

崇「……」

拳二「……」




澪「あの三人かれこれ三時間以上になりますね。」

鈴猫「三時間？！え、ずっとあの黙り状態で？」

澪「はい。たまに、なにか話してますけどほとんど黙りっぱなしですね。」

鈴猫「考えられないわ。」

美喜「そろそろ次の分持っていかないとね。鈴猫、頼める？」

鈴猫「は？私にあそこへ行けと？」

美喜「大丈夫よ。ただお酒運ぶだけだし。」

鈴猫「運ぶだけだなら私にやらさなくてもいいじゃん……。」

澪「あの…俺がいきますよ。」

美喜「面白くないから却下。」

鈴猫「えぇ…面白くないからって…はぁ、いいわよ。いってきます。」

美喜「鈴猫のそーゆ所好きよ。」

鈴猫「はいはい、バケツいっぱい愛してください。」

澪「は、はは…。じゃあ、お願いします。」



悠「ふぅ……。グラス空いたな。」

崇「まだ飲むか？」

拳二「おぅ。ねぇちゃん！新しいのたのまぁ。」

鈴猫「はーい、お待たせしました。ハネムーンです」

ハネムーン
25度中口シェーク

アップルブランデー20ml
ベネディクティン20ml
レモンジュース20ml
オレンジキュラソー3bashes

材料をシェークして、カクテルグラスに注ぐ。

崇「お前…居たのか」

鈴猫「居たわよ。」

拳二「ハネムーンか。よぉし、ねぇちゃん。おっちゃんとハネムーン行くか。」

鈴猫「ひゃん！ちょ！おしり触らないでよ！変態！ねー、悠！」

崇「甘いなコレ」

悠「やさしくまろやかな風味のアップルブランデーに、長寿の秘酒とされるベネディクティンをブレンドした。甘酸っぱいカクテルだ。」

鈴猫「ちょっと！無視してないでこの変態どうにかしてよ！」

拳二「おい、呼ばれてっぞ。」

悠「誰が変態だ。」

崇「違うのか？」

悠「まぁ、念押されたらわかんねぇな。多分、紳士って名前の変態だ。」

鈴猫「……」

拳二「おい、悠。お前そこのねぇちゃんに睨まれてっぞ」

悠「ちげえよ。俺じゃなくてお前が睨まれてんだよ。鈴猫いいからぶっとばしていいぞ。」

鈴猫「あ、そう？」

崇「やめとけ。バカでも腕は本物だ。」

拳二「いやいや、俺はそのねぇちゃんには勝てないな。俺がこの世で勝てねーのはシイタケとガキの鳴き声と女のチチだけだがな。」

鈴猫「……」

拳二「いやマジだってマジマジ試してみるか？ねぇちゃんのチチと俺のチ○ポできっと俺様三分でギブアップ。あーん、もう僕ちんおねえたまにまけちゃう～～ウッ！てな。」

鈴猫「悠、このセクハラ大魔王どうにかして…」

悠「大丈夫だ。発言と脳みそは腐ってるけど、性根は腐ってないから。」

崇「ふっ…」

拳二「あー…なるほど、ねぇちゃんは悠のもんか。」
鈴猫「え、いや、そん…」

悠「アホ。んなわけあるか。」

鈴猫「はぁ…」