ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(8/25/昼)ー

悠「ちぇきーっす」

紅「お、悠。バトろーぜ♪」

悠「うるせぇよ」

紅「あはは。じゃ、やるか。」

悠「やらねぇよ」

寅「悠、居るか?」

紅「ん?」

寅「あ?」

悠「うにゃん?」

澪「いや、うにゃんはおかしいだろ」

紅「悠、そのいかしたジャージの兄さんは?」

悠「えーと、ボクサーの寅」

寅「悠、そのいかした髪した男は誰だ?」

悠「えーと……S・ウルフの№sの紅」

紅「へぇ……ボクサー」

寅「ランカーか。しかも№s級」

悠「おい、お前ら……」

紅「兄さんは喧嘩は出来ない派かな?それともリングの上だけかな」

寅「問題ねぇよ。っていうかテメェこそ口だけじゃ……ねぇよな。」

紅「いやいや、口だけなんて何処でもいつでもいいぜ……。」

悠「おい、寅、なにテーピングしてる。紅もバット抜くなよ……。」

寅「得物持ちか……いいぜ。」

紅「んじゃま……」

寅「いくぜ……。」

悠「うぉい!!」

紅「おらっ!!」

ヒュバッ!!

寅「当たるかっ!!」

ズパン!!!

紅「うぉっ…なんっージャブだっと!!」

ガンっ!!ドンっ!!ガスっ!!

悠「あーあ…どーするよ?」

澪「どーするって……止めてきてくれ。」

悠「おれに死ねと?」

澪「原因は悠にあると思うんだけど」

悠「ちゃうでしょ!?」

澪「どちらも悠が目的だっただろ。」

悠「だとしても今のアレはぶつかり合うハリケーンだぞ?!」

ドッ!!!ゴッ!!ガィィィン!!

澪「店内が本懐を遂げる前にいそいで!!」

悠「っ……あーもー!!解りましたよ!!二人とも外でやれっ!!」

紅「邪魔っ!!」
寅「すんな!!」

ビュッ!
ゴッ!!

悠「っぶねぇっ?!」

澪「おー…サマーソル回避」

悠「振り抜きと裏拳って……おれの顔潰す気かよ…。っか、なんだあの息の合い方は……」

氷室「おやおや、いったい全体なんの騒ぎです?」

悠「氷室さん……あっ、あの二人止められませんか?」

氷室「無理ですね。」

悠「諦め速っ!?アンタ東のボスだろ!」

氷室「それをいったら悠さんだって秋葉の主じゃないですか。あはは。」

悠「笑いごととじゃないって」

氷室「では、こうしましょう。一瞬でいいので二人を止めてください。あとは私が及ばずながら力をお貸しします」

悠「とめろって……一瞬でいいんだな?」

氷室「はい。」

悠「わかった。いくぞ。」

氷室「なんか良いですね。タッグですよ。タッグ」

悠「気が抜けるって!!風衝壁(バリアー)」

ガっ…

紅「っ?!」

ゴッ…

寅「っ?!」

悠「怖っ、真ん中怖っ!?」

氷室「よっと…。」

スッ……パパンっ!

悠「すげぇ……一瞬で二人倒した」

氷室「いえ、かすめただけなのですぐ立てますよ。お二人ともここは狭いので外でしましょう」

紅「っ……おーし。表出ろ」

寅「上等だ。」
100/100ページ
スキ