ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(8/23/昼)ー

悠「手持ち豚さんだ。」

ともき「は?」

悠「なんか手持ち豚さんなんだ。とりあえず、ともき手貸して」

ともき「?」

悠「にぎにぎにぎにぎ」

ともき「なにがしたい」

悠「いや、深い意味は無いんだけど手持ち無沙汰……もとい、てもち豚さんだったから」

ともき「正解をいい直すな」

悠「なんだこの綺麗な手、本当に男かよ。じつは女だろ」

ともき「若干馬鹿にしてるだろ」

悠「ガジガジ…バカになんかガジガジ…してないぞガジガジ」

ともき「指をかじるな!!」

悠「ガジっ……ちゅむっ」

ともき「味わうな!!」

美喜「引き抜けばいいじゃない」

ともき「コイツに咬まれてて下手に引き抜いたら皮膚裂けるし……。」

澪「牙だな…」

悠「え、八重歯が萌えるって?」

澪「いってねぇよ」

悠「ま、矯正してないだけなんだけどな」

ともき「する気はあるのか?」

悠「いや、無いけど。ここの歯先で甘がみするのが好きなんだ。」

ともき「そんな性癖は知らんけど」

悠「ガジっ」

ともき「だから、かじるな!!」

美喜「ほんと、アンタらいつもラヴラヴよね」

ともき「止めてくれ」

悠「本気で嫌なのか?」

ともき「なんだよ……。」

悠「本気で嫌なのか?おれのこと嫌いか」

ともき「いや、嫌いじゃないけど……こーゆーのは…」

悠「……」

ともき「……」

悠「……」

ともき「好きにしてくれ……」

悠「カジカジカジカジ♪」

美喜「ほぼ脅しよね」

澪「ですね。」

悠「愛のなせる関係だよ」

ともき「……(こんど指にワサビエキス塗っとくか)」

悠「……」

ともき「どした?」

悠「いや、なんか一瞬悪寒が……」

ともき「……(生存本能半端ないな)」

優日「ちわー。生一つ」

澪「おっさんか」

優日「じゃあ、レモンで」

美喜「レモンサワー?」

優日「焼酎の湯割りレモン」

澪「おっさんだし熱いだろ」

悠「あ、いいな。おれは焼酎の湯割り梅干しでくれ。あと、ともきにはロックで」

ともき「巻き込まれた」

優日「ふたりはいつもふたりだね」

ともき「なんだそりゃ」

悠「プリキュアです。ガジガジ」

ともき「ちげぇし!!あと、かじり過ぎだ!!!」

悠「えー……じゃあ、優日。」

優日「かじりたいの?」

悠「ちょつと、ちょっとだけ。先っぽだけ」

ともき「そろそろ訴えられるぞお前」

悠「あー?」
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