ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】2

ーラスタ・ラヴー

戌塚「うぅっ……」

千夜「アホ。もう止めとけ。」

戌塚「いや…まだ…飲めるぞっ…と」

悠「お、よしよし。よく言ったな。」

炎銃「はっははっは!いいぞ。酒は飲んでもゴートゥゴーだぜ。」

千夜「意味がわからねえ…」

悠「よぉし、澪もう一杯頼む!」

澪「…けど、戌塚はもう止めといた方がいいんじゃないか?」

千夜「俺もそう思う。」

炎銃「馬鹿野郎!まだまだ、飲めるに決まってんだろ!」

美喜「炎銃も今日は飲みすぎよ。」

炎銃「俺は飲んでも酔わねえから平気だぜ!」

千夜「酔っぱらいの代名詞だろそれ。」

炎銃「黙れ。ゲコ野郎!」

千夜「るせぇよ。酔っぱらいが……。悠、お前酔ってねぇんだろ。いい加減、戌塚とその男女を煽るの止めろ」

悠「いや、煽ってないんだけど…。俺はただ飲むのに付き合ってるだけだ。」

美喜「その割りにはガンガン度数が高いの頼んだわよね。」

悠「あはは。」

澪「酔っての冗談ならまだしも……。意識あってやってるからなぁ」

千夜「はぁ……俺は知らねぇぞ。」

悠「はは、まぁじゃあ最後にもう一杯なんか作ってくれよ。」

澪「飲むのはやめないんだな。」

美喜「好きにさせときなさいよ。はい、プランターズ・パンチ」

プランターズ・パンチ
35度中口シェーク

ジャマイカ・ラム60ml
ホワイトキュラソー30ml
砂糖(シュガーシロップ)1~2tsp
スライスライム
ミントの葉

材料をシェークしてクラッシュドアイスをつめたグラスに注ぎ、スライスライムとミントの葉を飾り、ストローを添える。

炎銃「おっしゃ!乾杯すっぞ!」

戌塚「か、かんぱぃ…」

悠「かんぱ~い」

澪「オーナー……ラストドリンクにプランターズ・パンチって…」

美喜「飲みごたえのあるのを選んであげたのよ。」

千夜「どーゆー酒なんだ?」

澪「ジャマイカ生まれの強烈な個性のラムとホワイトキュラソーをミックスしたトロピカル気分いっぱいのカクテルなんだけど、ラムの割合が多いからアルコール度数はかなり高めなんだ。」

千夜「……」

戌塚「うぶ…」

千夜「戌塚、もう飲むの止めろ。吐くまで蹴っぞ。」
戌塚「わ、わかった…ぞと」

千夜「ったく、おら、帰るぞ。世話かけんなよな。」
戌塚「わ、悪いな…だぞと」

炎銃「なんでぇ。だらしねぇな。おれはまだまだまだのめるぜ。」

美喜「アンタ、ろれつが回らなくなってるわよ。澪、下の仮眠室に捨ててきて。」

澪「はぁ、わかりましたよ。炎銃さん、肩持ちますよ。」

炎銃「あぁん?なんだぁ?」

澪「ぐっ…ちょ……首を絞めないでください!」

悠「あーぁ、大変だな。ありゃ。」

美喜「アンタは酔わないわね……」

悠「酔うよ。ただ、ちょっと飲める量が多いだけだ。」

美喜「ああ…そう。」
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