ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(8/21/昼)ー

千夜「……」

悠「あら、千夜ちゃんいらっしゃい。おひとり?」

千夜「邪魔したな」

悠「なんで帰るねん。」

澪「入店、第一声で気色の悪い声出されたら誰でも帰るて」

悠「誰が熟年のお姉系だ」

澪「いってねぇよ!」

千夜「いつからここは寄席になった?……いや、前からか」

美喜「そいつが騒いでるだけよ。」

悠「なんだよ。みんなで寄って集って祭り上げて」

千夜「ウゼッ」

悠「ひとことで舜殺するの止めてよ…」

澪「炭酸水?」

千夜「ああ。」

悠「終いにはシカトかよ。いいし、美喜。構って。」

美喜「じゃあ、ちょっとこのブロックアイス持ってて砕くから。」

悠「んっ」

美喜「……普通に怖くない?」

悠「なんで?」

美喜「ミスったら悠の手血まみれよ?」

悠「大丈夫。大丈夫。美喜は信じられるし。」

美喜「……」
ガッガッガッガッ…
ガッガッガッガッ…

千夜「丸め込まれたな」

澪「悠はなんの気なしにいってるんだろうけどな。」

悠「おぉう……思ってた以上に手が冷たい。」

澪「氷触ってたんだから当たり前だろ。」

悠「千夜ちゃん、温めて」

千夜「その手で触ってみろ。テメェの面に膝打ち込むぞ」

悠「わかった。おれからは触れないから千夜ちゃんからギュッてして温めて」

千夜「ライターとオイルあるか?」

澪「バーナーなら」

悠「おれをバーニングビーフクエストしても楽しくないぞ」

千夜「なんだそれは?」

悠「BBQ。バーニングビーフクエストーなぜ人は肉を焼くのかー」

千夜「病院行け」

悠「手遅れだよ。」

澪「自分でいうなよ」

悠「ですよねー。」

千夜「アホか……。」

紅「よーす。なに騒いでるんだ?」

悠「BBQの話し。」

千夜「してねぇよ」

悠「あ、忘れてた」

紅「ん?」

悠「あら、紅ちゃんいらっしゃい。おひとり?」

紅「頭でも売ったか?」

悠「誰が熟年のお姉系だ」

紅「うん。いってないな」

千夜「さっきから何なんだお前のそのキモい行動は」

悠「なにか意味があると思っていますか?」

千夜「テメェ、表出ろや。」

悠「ちょっとしたオチャメじゃないですか」

千夜「テメェのシャレは悪意の塊なんだよ」

紅「お、いいぞ。やれやれ。」

悠「シャレや冗談はもともと皮肉った行為が前提だと思うのですが……っていうか紅も煽るな!」

紅「えー」

悠「えー、じゃない!」

紅「そんな意味わからないオチャメってるより千夜ちゃんとスパってた方が絶対にいいだろ。」

千夜「スパじゃなく戦争だがな」

悠「殺る気満々じゃん。」

紅「頑張るんだ!」

悠「頑張るか!」
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