ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ー小鳥遊邸・広間(8/20/昼)ー

悠「ふあぁ……」

梔「悠ちゃん、眠たそうやね。」

悠「あー……いつものことですから」

真桜「本当にいつも寝てばかりなの」

悠「うっ……」

影子「起きてても出歩いてるしな」

楓子「師匠はそうやって街のパトロールをしてるですやよ」

ゆうな「お父△」

梔「三角形?」

悠(女)「お父△→お父三角形→お父さんかくけい→お父さんかっけーっすよ」

梔「あら、おもしろいどすなぁ」

駒狸「まだ暑いですから熱中症には気をつけてくださいね」

悠「……」

駒狸「どうかされました?」

悠「あー……全員帰ってきたら。にぎやかになったなーって。」

悠(女)「確かに……梔姉さんも居るしな」

楓子「もしや、私はお邪魔でしょうかやよ?!」

悠「いってない。いってない。」

楓子「ほっ……ドキドキしたやよ」

影子「バカじゃねーの?」

悠(女)「お、久々にカゲコの「バカじゃねーの」いただきました」

影子「カゲコじゃねぇっーの!!」

悠「そのやりとりも久々だな」

真桜「はぁ、またうちのエンゲル係数がウナギ登りなの」

悠「はは。確かにな。」

駒裡「お世話になります」

梔「ふふ。」

悠「ふあぁ……寝む」

影子「自由人だな」

梔「ほな……はい、膝どうぞ」

悠「えぇ……い、いいんすか?」

梔「昔はようしたげたやろ?」

悠「……でしたっけ?」

梔「忘れてしもたんかぁ……。」

悠「えーと……なあ?」

悠(女)「正直、母さんの膝枕は覚えてるんだけど……」

悠「ま、せっかくなんで遠慮なく」

梔「えぇどうぞ。」

悠「……あー、癒される」

楓子「師匠、私はなにをしたらいいですやよ?足でもおもみしましょうかやよ」

悠「やらんでいい。」

楓子「解りましたやよ。手をおもみしますやよ」

悠「えー……んっ?」

真桜「……」

悠「真桜さん?なんで人のうえに乗ってるんです?」

真桜「別に、ここで寝るだけなの」

悠「わざわざ人の上で寝なくても……」

梔「ふふ、みんなでくっついてお昼寝しまひょか。」

影子「……」

駒裡「じ、じゃあ、失礼します」

影子「なっ…コマリ?!」

悠(女)「じゃ、あーしはもたれるか。」

悠「なんか凄い体制になってきたな。ソファに梔姉さんが座ってそこにおれが横になって、デコはなんかマッサージして上に真桜が乗って、ゆうと駒裡さんが並んでもたれて……」

ゆうな「あぶれた…」

梔「……あ、ゆうちゃんの膝にゆうなちゃんが寝て、駒裡ちゃんの膝に影子ちゃんが寝たらええんちゃう?」

ゆうな「がってん!」

影子「いや、全員で寝る必要なくね?」
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