ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(8/15/夜)ー

悠「寝むっ……」

澪「来てそうそう眠たい発言かよ」

悠「なんか急に眠たくなる時ってあるよねー」

澪「いや、あるにはあるけど……。」

悠「自然、いや、生理現象だし。おれのことは気にしなくていいよ」

美喜「寝るならカウンターじゃなく、せてソファーで寝て」

澪「え?」

悠「じゃあ、そうさせてもらうわ。悪いな。」

美喜「どーぞ」

澪「よかったんすか?」

美喜「最近気がついたのよね」

澪「?」

美喜「下手にね起こすより寝かせといて満足して帰らす方がうるさくないって」

澪「ある意味、究極の放置ですね」

六花「こんばんわー」

美喜「いらっしゃい」

紅「よーす」

澪「どうも、って……泥だらけだな」

紅「さっきまでリッカ闘ってたからな」

六花「いやー暑い暑い。冷たいのくださいー。」

澪「烏龍茶でいいか?」

六花「オッケーです」

紅「俺も先に烏龍茶もらおうかな。喉がからからだ。」

美喜「いま時分に闘ってたら警察に追っかけられるわよ」

紅「このまえ宮とやってるときは追っかけられたな。間一髪逃げたけど」

六花「最近は闘路も目をつけられてるもんねー」

紅「いっそ待ち伏せて囲むか……」

悠「そんなことしてみろ。留置所どころじゃ済まないぞ」

紅「!?」

六花「ゆう君、居たんだ。」

悠「ああ、寝ようとしたらお前らが来た」

紅「そうか。邪魔してごめんな」

美喜「謝るのはおかしいわよね?」

悠「気にしなくていいよ」

美喜「おかしいってるだろ永眠させるぞ」

悠「どーした今日はヴァイオレットだな」

六花「ヴァイオレットー?」

澪「もしかしてヴァイオレンスっていいたいのか」

悠「タコにも……いや、イカにも」

紅「~~!!」

澪「これでも受けるのか…」

悠「ふあぁ……寝む。」

六花「なら、膝かしたげよっかー?なーんちゃってー」

悠「よろしくお願いします」

澪「お前、目覚めてるだろ」

悠「膝枕してもらえたらすぐに眠れるから大丈夫だ」

澪「いや、起きてろよ」

六花「まー膝くらいなら貸したげるけどー。変なことしたら鼻っ先に肘落とすねー。」

悠「そいつは痛いだろうな……。けど、逆にいえば、その痛みを覚悟したらナニしてもいいわけだよな」

紅「そういう解釈ができる悠が凄いな」

悠「よせやいてれるじゃねーか」

澪「照れる要素がまるでないぞ」

美喜「もう寝てなさいよ」

悠「解りましたよ。寝ますよ」

美喜「なんで私が悪いみたいな感じなのかが腹立つわ」

六花「それで結局、膝貸すの?貸さないの?」

悠「借りるわ。」

六花「あいあい」

悠「疲れたら適当に抜いてくれたらいいから……すぅ…」

六花「早いっー」

紅「疲れてたのか」

美喜「さぁ。」

澪「悠の場合は憑かれてるの間違いかな」
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