ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ー小鳥遊邸・広間(8/13/昼)ー

真桜「どーやったらロードワークいっただけでこんなに人数が増えて帰ってこれるなの」

悠「なんといいますか、不可抗力?(っか、あれ散歩じゃなくてロードワークだったのか……。)」

海「別にええやん」

真桜「よくねぇなの。お前がいたらうるさくてかなわないなの」

海「なんやと、この引きこもり!!」

真桜「だったらお前は炎天下のなか表に出てアスファルトの上で焼けろなの」

悠「意味のわからん言い争いは止めろって」

海「ふんっ!」

真桜「塩まいてやるなの」

悠「止めなさいて」

真桜「じゃあ片栗粉なの」

悠「トロミをつけなくていいから」

ゆうな「ふぁあ~おはよー」

悠「もう昼前だけどな」

ゆうな「あれ、お父さんが私よりはやく起きてる。珍しい」

悠「ほっとけ」

海「ゆうなねーちゃんポケモンしょ!」

ゆうな「おっし、バッチ来い!!」

悠「目覚めるの早っ…」

ゆうな「目覚めるパワー!」

真桜「うるせーなの」

ゆうな「お口チャックノリス」

星凪「……チャックノリスって誰ですか?」

翡翠「…さぁ…」

悠「あー……っか、おれ出かけていいかな」

真桜「ほう……連れてくるだけ連れてきて自分はサヨナラかなの」

悠「そーいうつもりは無いんですが……」

真桜「じゃあどういうつもりがあるのか聞かせてもらおうかなの」

悠「いやー、今日ってさ直売と掘り出し市してるみたいなんだよ。それ、覗きに行きたくて。」

真桜「知るかなの」

悠「即否定……。」

ゆうな「誰と行くの?」

悠「あー?ひとりでいくけど?」

海「えー、普通誰かさそたりせーへんの?」

悠「普通ひとりでいかないか?」

星凪「お友達とかといくと思います」

悠「ひとりのが好きなだけ自由にみれるじゃん」

真桜「ふむ。その点においては同意見なの。」

悠「だろ?」

海「アンタらボッチか!!」

悠「ボッチ……では……ないかな?わからん。」

真桜「最低限の繋がりさえあれば、それ以上の物はいらないなの。むしろ邪魔なの」

悠「はっきり切り捨てたなぁ」

真桜「うるさいのは嫌いなの」

悠「それはアレだろ。真桜の親友がひと四倍騒がしいから」

真桜「親友?」

悠「デイジー」

真桜「張り倒すぞなの」

悠「ええぇ…。」

真桜「真桜に友は居ないなの」

海「ボッチや」

星凪「海ちゃん……」

翡翠「…わたし、まおうのともだち…」

真桜「考えとく…なの」

海「なに様やねん」

真桜「お前は口を閉じてられんのかなの。」

海「なんやとー」

真桜「はぁ、部屋に戻るなの。ゆうな」

ゆうな「なーに?」

真桜「放浪癖が帰ってきたら呼べなの。」

海「あれ、ゆーうがおらん……いつのまに」

星凪「翡翠ちゃんも居ないね」

ゆうな「まーまーいっしょにポケモンして遊んでいようね」
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