ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(8/12/夜)ー

紅「うーす。誰か暇な奴いるか?」

宮塚「……なにかあったか」

紅「お、宮!」

宮塚「仕事なら暇だから請けてやるぞ」

紅「いやいや仕事じゃなくて、少し身体うごかしたいからさ。(喧嘩の)相手してくんね?」

宮塚「そうか。いいぞ。」

紅「うれしいなぁ。そんじゃ行こうか」

美喜「言葉だけ聞くと勘違いされそうないいかたね。」

澪「はは、そうですね。どうぞ、ワイルドターキーストレートと烏龍茶、それにカシスソーダです」

崇「ああ。」

ともき「ありがと」

優日「どうも」

美喜「アンタはなにもいらないのよね」

本郷「フッ…。」

美喜「喋れ!!」

本郷「ふっ…」

ともき「えと……問題ない、俺はパーフェクトだ。っていってます。」

美喜「わっかんないわ……」

優日「ともき君のソレってどういう能力なんだろうね。」

ともき「いや、能力じゃないから」

崇「ふふ。」

ともき「ところで、紅たちは喧嘩させていいんですか?」

崇「ああ。自分らで鍛えてるんだやらせといたらいい」

ともき「身内の喧嘩はいいんですか?」
 
崇「良い訳じゃないが、適度に発散させておかないと暴れても困るしな」

優日「よく、統率がとれてますよね」

崇「その事は俺じゃなく、本郷の実績だ。俺はただ指示をだしているだけだ。キングの称号を譲る日も近いかも知れないな。なぁ、本郷?」

本郷「ふっ…」

優日「ともきくん、なんて言ってるの?」

ともき「お戯れを……って」

崇「ふふ、俺を倒してくれたらいつでも譲ってやるのにな」

優日「それじゃあ、キングは不動ですね」

崇「それは困ったな。どうにか後継者を育てないと」

ともき「それはちょっと見てみたいですね。崇さんが後継者を育ててるシーン」

崇「今もみているだろ?」

ともき「はい?」

崇「俺にとっての後継者とは挑戦者(チャレンジャー)の事だ。それは紅、炎、宮塚……こっちでの王の座には興味がないだろうが千夜もだな。」

ともき「……要するに自分を倒せたら誰でもいいと?」

崇「純粋な強さは一番条件。あとはそうだな……面白味が欲しいな。俺にはユーモアのセンスがない」

優日「いや、けっこうユーモアセンスありますよ。」

ともき「優日、それとらえ方によっちゃあ凄く失礼じゃないかな」

優日「え、こんなに褒めてるのに?」

ともき「褒めてるのか……?」

崇「ふふ、さて……俺は先に帰らせてもらうぞ。本郷」

本郷「ふっ」

ともき「あ、ご馳走様です」

優日「ありがとうございます。」

崇「ああ、そうだ。悠にあったら伝えといてくれないか」

ともき「んなですか?」

崇「今度喰いに行くからいつでも焼けるようにしとけと」

ともき「?」

崇「それただけいえば理解するはずだ。じゃあな」
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