ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(8/5/昼)ー

紅「んー……いま、なんじ?」

澪「昼前だな」

紅「そかー……んー、もうちょい寝る」

美喜「家で寝なさいよ」

紅「俺の部屋、ベッドは二つあってもエアコン無いんだよ。姉貴の部屋にはあるけど…」

美喜「知らないわよ」

紅「しゃーないから、昨日はファミレスで涼んでたけど寝れなくてな。」

澪「それで眠そうなのか。」

紅「ああ。まー、禅のパソコンで遊んでたのも原因なんだけど」

澪「なにしてたんだ?」

紅「動画見たり、格ゲーっぽいのしたりしてた。」

澪「それで寝てないのか。」

紅「まぁ、寝れる雰囲気でもなかったし。っというわけで、おやすみ。」

美喜「はいはい。おやすみ。起こさないわよ」

紅「今日は予定も無いし。オーケーオーケー」

美喜「はぁ…」

六花「ちわー!」

悠「ちぇきー!」

澪「やかましいくらい元気だな。」

六花「夏イエーイ!」

悠「サマーデイズイエーイ!」

澪「なんだそのハイテンション」

悠「リッカの真似。」

六花「暑さに負けないように叫んでみましたー」

美喜「元気なのはいいことね。」

悠「よーし、じゃあおれももっと叫んでみるか」

美喜「うるさいから黙ってて」

悠「わかってたけど、この扱いの差……」

六花「どんまい、どんまい」

悠「なんでお前にいわれにゃあかんのだ。」

六花「いや、なんとなくー?」

紅「あーもーうるさいなぁ。少し静に騒いでくれないか?」

悠「また難しいこというなぁ。静に騒ぐって……音をたてずに喋れてきな。」

美喜「その例えはおかしいわ。」

紅「悠……」

悠「なんだ?」

紅「おれ、眠たいんだよ。」

悠「そうか…。それは悪かったな。膝かそうか?」

紅「貸さなくていいから静にしてくれ」

六花「そんなことより、あたしの歌をきけーー!!」

紅「……」

悠「おれは騒いでねぇぜ」

紅「リッカが居たらもう静には無理な話か。」

悠「だよな。」

紅「じゃあ、悠……お腹空いたんだけど」

悠「新たみたいなこというなよ……」

紅「こう……なんか、元気が出るの食べたいよな。」

悠「夏だしうなぎとか」

紅「うなぎ……うなぎか。なんかピンとこないな。」

六花「夏はカラオケで声を張り上げたらいいだよー?」

悠「飯の話だし。」

六花「カラオケでハニートースト?」

紅「喉痛めそうだな。」

悠「夏は冷麺と素麺の冷たい麺類で攻めるだろ。」

紅「悠は麺類好きだな。」

悠「ああ、正直。冷麺、素麺じゃなくても焼きそば、ラーメン、ソーミンチャンプルー……なんでもござれだよ」

紅「ラーメン……」

悠「あとは……カレーとかかな。」

紅「あ、カレー。カレーいいな!悠、カレー食べたい。」

悠「CoCo壱でもいくか?」
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