ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(8/4/夜)ー

鈴猫「こんばんわ」

澪「ども」

鈴猫「はぁ、日が落ちるの本当に遅くなったよね。」

澪「ですね。なにかいきます?」

鈴猫「じゃあ、フレッシュオレンジ」

澪「アルコールは?」

鈴猫「抜きで。」

美喜「暑いときくらい飲んだらいいのに。リキュールとか」

鈴猫「すぐに酔っちゃうし。」

澪「酔ったら悠呼びだすよ。」

鈴猫「絶対に止めて。」

美喜「弱いわねぇ」

鈴猫「そーゆーのは強いとか弱いじゃないでしょ!」

澪「それでリキュールは入りで?抜きで?」

鈴猫「フレッシュオレンジ「ジュース」!」

澪「はいはい。」

美喜「暇なの?」

鈴猫「暇……では無いかな。今の時期はシキビとか切り花とかいっぱい売れるし。配達も多いくなるし。」

美喜「お盆にお祭りごとも多いだろうし。」

鈴猫「売れるのはいいけど、悼みやすいから気を回さないといけないんだけどね。」

美喜「うちにもまた頼もうかしら。」

鈴猫「いいけど、前みたいにハイビスカスとか無茶はやめてよね。」

澪「そんなの頼んだんですか?」

美喜「南国調にしようかと思ったの、すぐに飽きて止めたけどね。」

澪「まぁ、南国ってよりはミッドナイトな雰囲気ですからね」

鈴猫「私は小さいサボテンとかいいと思うよ。あ、そうだ。朝顔とかどう?」

美喜「小学生の観察記録宿題でもあるわけじゃなし」

鈴猫「結構キレイなのに」

悠「うーす」

柚「こんばんわにゃー」

悠「店の癖でてるぞ」

柚「おっとと…」

澪「よーす。誰だその子。海達の友達か?」

悠「いや、おれらより歳上で猫カフェのオーナーだ」

澪「マジか…」

柚「マジだよん。なので、おねーさんはハイボール濃いめでいただきます」

悠「あんま飲みすぎんでくださいよ」

柚「大丈夫、大丈夫」

悠「まぁ、いいっすけど……おれは日本酒…いや、やっぱビール」

澪「はいよ」

柚「お隣失礼」

鈴猫「あ、はい。」

悠「ちぇき。それカクテルか?」

鈴猫「ううん。ジュース」

柚「ゆー君とおねえさんはお知り合いかな」

悠「ああ。ツレ……だよな?」

鈴猫「う、うん。お友だち…だよ。私は桜花鈴猫です」

柚「桜井柚ですよ。よろしくね鈴猫ちゃん」

鈴猫「あ、はい。桜井さん」

柚「柚ちゃんでいいよ~。もしくは柚お姉ちゃんでも…」

悠「どら猫でよくね?」

柚「カプリ♪」

悠「痛!?音は可愛げだけどガッツリ噛みやがった!」

柚「ゆー君はもうすこしデリカシーを持ちなさい。」

悠「どこに売ってます?」

柚「五千円くらいでドンキホーテに」

悠「マジすか」

鈴猫「いや、無いでしょ。」

柚「だよね。」

悠「うわ、なんかムカつくわぁ…」
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