ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(8/3/夜)ー

優日「ちょーす」

美喜「ちょーす。優日はいつも元気ね」

優日「はい。完璧な空元気ですっ!」

澪「威張って言うことか?」

悠「あー……ラーメン食いたいな」

紅「冷麺がいいな。」

ともき「そうだな。俺も冷麺かな。」

悠「じゃあ間をとってピザにしないか?」

ともき「どこの間をとったら麺類からピザになるんだよ」

優日「はい。私はハンバーグがいいです」

紅「よし、ハンバーグにしよう」

悠「なんでやねん。」

ともき「優日はハンバーグ好きなのか?」

優日「お子様ランチをそのまま大人向けにレベルアップしたのが好きだよ」

紅「どゆことだ?」

悠「ハンバーグ、オムライス、サラダ、海老フライ、、スパゲッティ、デザートで量多めかつ味付けはしっかり……って、ことだろ。」

優日「オフコース」

ともき「よくわかったな」

悠「おれもたびたび同じこと思うからな。むしろお子様ランチなど要らん、大人様ランチを要求する。」

ともき「うん。意味がわからない。」

優日「まぁ、なにを食べるかは置いといて」

ともき「あ、いっしょに食いに行くのは決定なんだ」

紅「いいじゃん。人数は多い方が楽しいし。」

優日「悠、これあげる。」

悠「あー?なんだこれ」

優日「今日、夏服見に行ってたら悠の好きそうなのがあったから買っといたよ。」

悠「マジか。サンキュ、サンキュ」

優日「いつものその格好もいいけど、たまにはフォルムチェンジしないとね」

悠「フォルムチェンジて……え、なに、一式買ってきたのか?」

優日「上下セットのヤツだから気にしなくて良いよ。っていうか、甚平だし。」

悠「おお、甚平か。いいな。今年はまだ買ってなかったし」

ともき「悠の甚平って……背中になにが刺繍されてるんだ?」

優日「背中から胸元にかけて白糸で龍が刺繍されてて腹部のあたりには金糸で蓮の花が刺繍されてるよ」

ともき「ガラ悪…」

悠「やべぇ。めっさ好みだわ」

優日「でしょー。」

紅「悠、いいなー。」

悠「この甚平、下地は黒だぞ?」

ともき「いや、色の問題じゃなくてさ…」

紅「いや、色も重要な問題だ。やっぱり紅じゃないと…」

ともき「そこも重要かい!」

優日「?」

悠「それでなに食いにいく?」

ともき「マイペースだなっ!」

紅「ハンバーグじゃないのか?」

優日「ハンバーグいいよね」

悠「じゃあ、ビックカメラいくか」

ともき「びっくりドンキーだろ。」

悠「おぉぅ…つい間違えた。」

ともき「つい間違える要素がないから!」

悠「ニュアンスが……似てねぇな。」

ともき「似てねぇよ。って、自分でいうなよ…」

悠「言わざる得なかった…」

ともき「ボケを放棄するなよ」
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