ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(8/2/夜)ー

亮「バテないよな。」

悠「うにゃん?」

亮「いや、悠って夏バテしないよな」

悠「するときはするぞ。ここ数年は至ってその気配は無いが」

ともき「暑さに比例して元気になるもんな」

悠「寒いよりかは暑いのがいいだろ。」

ともき「うーん、その二つは交互思想でてくるしな」

亮「交互…?」

美喜「夏には冬が良くて、冬には夏がいいみたいなことね」

悠「おれみたいなのは俄然夏派だけどな。冬にはすべての機能が停止する」

澪「代わりに真桜が行動的になるじゃないか」

悠「あれは雪女かなんかの類いだからな。それでも人並みの行動しかしないけどな」

亮「最近は?」

悠「まるでダメだ。部屋から出てくるのはトイレかフロか飯の時だけ。」

ともき「あれ?」

悠「どった?」

ともき「今、駒狸さんもデコちゃんもカゲコ(だったけ?)さんも居ないのに平気なのか?」

悠「メス豚とゆうなが居るから大丈夫だ」

亮「め、メス豚?」

悠「ゆう(女)の事だよ」

ともき「それ自分のことオス豚っていってるのと同じだよな。」

悠「前、海にもいわれたよ。」

ともき「ああ…すでに言われたあとか」

揺光【くくくっ…。】

美喜「あらあら、ある意味珍しいお客様」

揺光【濁酒(どぶろく)を戴こうかの】

澪「畏まり」

悠「珍しいなここまで出てくるなんて」

揺光【ただの散歩じゃよ。しかし自分の分身、否、半身をよくもまぁそこまで卑下出来るもんじゃな。】

ともき「確かにもう少し仲良くはすべきだな」

悠「いやいや仲良くしてるだろ」

亮「……どこがだ?」

悠「殴り合ってない」

澪「どーいう基準だよ」

悠「いやぁ、おれもさ嫌いなヤツは多いけど一番嫌いなのは自分だからなぁ。そんな自分が目の前にいるのにぶん殴らないなんて超仲よしだろ。」

揺光【コンコンコン♪なんとひねくれた考えじゃ。】

悠「ほっとけ」

揺光【だとしたら妾が憎いか?おヌシの片割れを産み出した妾が。】

悠「いや、全然。むしろ、悪くはないよ。」

揺光【ぬっ。】

ともき「どっちなんだよ…」

悠「いや、おれは別に死ねとか消えろとかは思わないよ。生きてるわけだし。ただ、好きか嫌いかなだけ。夏が好きか冬が好きかと同じだよ。」

亮「柏さんは?」

悠「死ねばいい……って、口ではいうけど実際に死なれたら後味は悪いわな。まぁでも……やっぱり死ぬのはダメかな。」

美喜「めんどくさいわね。」

悠「だって、そんな話ししだしたら……おれみたいな屑が生きてる意味が解らないだろ。まだ、言われたことは無いけどな。」

「「「……」」」

揺光【では、妾が聞いてやろう。お前みたいな屑が生きてる意味が解らんぞ?】
悠「はは。なら答えるぜ。死ぬ意味もわかんねぇよ。」

揺光【くくくっ。良い善い好い。まっことその通りじゃな。】
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