ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ー池袋西口公園(7/30/昼)ー

紅「あーぢーなー。」

悠「暑いな……ガリガリ君がススムくんだ。」

紅「俺にももっぽんくれ。」

悠「おう。溶ける前に食え食え。」

紅「って、もう半溶けじゃん」

悠「ガリガリ君ならぬ、ジュルジュル君」

紅「なんかエロイな。」

悠「変な想像する紅がエロイ」

紅「悠にエロイとかいわれたらなぁ……」

悠「こんな紳士を捕まえてなにをいう」

紅「変態紳士?」

悠「ま、否定はしませんけどね。」

紅「だよなー。あっ。」

悠「どった?」

紅「ガリガリ君、アタリだ。」

悠「良かったじゃん。もらってくれば?」

紅「もう五本目だしな……。後日でいいや」

悠「ガリガリ君で腹一杯にするのは嫌だしな。」

紅「今からどーする?」

悠「うーん……野郎二人で色気なくブラブラするのもなぁ」

紅「いつも、ともきとブラブラしてるのに?」

悠「ともきとはブラブラじゃねえ!ラヴラヴだ!」

紅「内容はブラブラだろ?」

悠「まぁ、そうだ。っか、今ひとつわかった」

紅「ん?」

悠「おれと紅だとツッコミが入らない。」

紅「ボケ(悠)とパンピー(俺)だとそうなるな」

悠「パンピーって……どっちかっていうとボケ側じゃね?」

紅「どっちかに括るならツッコミだよ。突っ込まないけど」

悠「ツッコミが入らないツッコミなんて、ボケないボケと一緒よ!」

紅「一緒だな」

悠「……」

紅「……」

悠「暑いし涼しいところ行こうか」

紅「悠の店?」

悠「それはおれが疲れる」

紅「じゃあ……あっ。」


悠「今度はなんだらぁ?」

神姫「だらぁって何よ、だらぁって」

悠「お、神姫じゃん。それにがりゅー。奇遇だな。」

京「うん。そうだな」

悠「ふたりしてどっか出掛けるのか?」

神姫「ご飯にね。家にいたって暑いし。」

紅「よぅ、がりゅーの子猫ちゃん」

京「えーと、お前は誰だ?」

紅「俺は紅。旦那(悠)の友達だ。」

悠「旦那いうな」

京「そうか。紅か覚えたぞ」

紅「本名は赤木皇だけどな」

京「ん?名前が二つあるのか?」

悠「あだ名が紅なんだ。」

京「なるほど」

神姫「それで悠たちは何してるの?」

悠「日向ぼっこ」

神姫「死ぬわよ」

悠「だよな…。」

紅「やることなくて涼しいところに行こうと模索中なところだ」

神姫「どこか涼しいところあるの?」

悠「涼しさは微妙だがたくさんのフルーツといい音楽が聞ける場所なら心当たりがある」

紅「リッカの所か……ありだな。」

悠「どうするいっしょに来るか?」

京「行く(悠と一緒…神姫も一緒…)」

神姫「京が行く気満々だから仕方ないわね」

悠「優しいじゃん」

神姫「今ごろ気がついたの?」

悠「……」
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