ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(7/27/昼)ー

神姫「ちょっと、悠いる?」

澪「いや、来て…」

炎銃「あぁ?なんだ、てめぇ?」

神姫「は?なに?」

炎銃「質問してんのはコッチだ。いきなり入ってきてでけぇ態度だな。」

神姫「……なにお前?」

炎銃「お前こそなんだぁ…?」

神姫「……」

炎銃「……」

崇「炎、そこまでだ。」

炎銃「崇さん…」

崇「どうした、九頭竜。なにか用か?」

神姫「悠が居るかどうか聞いただけよ。そうしたらそこの女に絡まれたの。」

炎銃「テメェが勝手に…」

崇「炎……黙れ。」

炎銃「む…っ」

崇「澪、美喜、悠は来たのか?」

澪「いや、今日は来てないです」

崇「だ、そうだ。」

神姫「そう。わかったわ。邪魔したわね」

崇「待て、九頭竜。」

神姫「なに?」

崇「臥劉とかいうのはお前のところにいるのか?」

神姫「居るわよ。あと、私のこと「お前」っていうの止めて。」

炎銃「テメ…」

崇「……」

炎銃「っ…」

神姫「それで京がなにか?」

崇「……見てみたい。連れてこれないか?」

神姫「今は無理。」

崇「そうか。」

神姫「理由を聞かないの?」

崇「無理なんだろ?」

神姫「えぇ。呼び出すのは無理ね。」

崇「なら、いい。」

神姫「そう。じゃあ、さようなら。」

崇「あぁ。」

炎銃「……あの、崇さん」

崇「悪い女じゃないだろ。」

炎銃「良いとも思えませんけど」

崇「確かにそうだな。」

炎銃「どっちですか…」

崇「良しも悪しも噛み締めてみるのも悪くない」

炎銃「は?」

崇「くく。そうだ…炎、お前最近、暴れたそうだな」

炎銃「うぇぁ…いゃ…」

崇「暇なのか?」

炎銃「ひ…まっすね」

崇「そうか…。なら、たまには暇潰しもしないといけないな。」

炎銃「はい?」

崇「悠もそろそろ快復しきっているだろうしな……くくっ。」

炎銃「お、おぉ…。なんか楽しそうっすね。」

崇「だが、その前にだ…炎銃。お前は今日からしばらく八番の仕事を手伝ってこい」

炎銃「なっ…」

崇「お前個人で暴れてるなら大目に見てやってもよかったが、宮を巻き込んだそうだな。」

炎銃「うっ…」

崇「ペナルティだ。しっかりコキ使われてこい」

炎銃「……わかり…ました」

澪「八番のひとってそこまで人使いが荒いんで?」

美喜「さぁ、私も八番には会ったこと無いのよね。」

澪「あ、そうなんですか」

崇「八番に会いたいか?」

美喜「……聞く限り得に会いたくはないわね」

崇「その判断は賢明だ。俺も対では会いたくない。」

澪「それでも八番ですか?」

崇「性格に難はあるがそれを差し引いて他のNo.sに手伝いを無理矢理させても、お釣りが出るほどの才能がある。」

澪「なるほど。」
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