ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(7/24/夜)ー

悠「んん~あつい…」

ともき「暑いな」

優日「本当に茹でタコなっちゃいそう」

ともき「……タコなのか?」

優日「女の子にタコとかひどーい。」

ともき「えぇ…」

優日「ごめんね。めんどくさい奴で」

悠「おれは嫌いじゃないぞ。そういうネタ」

ともき「処理(ツッコミ)係は俺だけどな。」

優日「よっ、世界のツッコミ!」

悠「THE・WORLD!」

ともき「THE・WORLDは持ち上げの言葉じゃねぇよ!」

美喜「アンタら暑いのに元気よね」

ともき「この二人が尋常じゃないだけです」

優日「そんなことないよ。今日だって日当を歩いてて意識が何度も飛びかけたもん」

ともき「帽子を脱げ!」

優日「炎天下に帽子かぶらないとか…ないわー。」

ともき「帽子のかぶりすぎでのぼせる奴のがねーよ!」

優日「ですよねー。」

悠「っか、帽子とらなくていいから顔見せてくれ。」

優日「えっち」

悠「えっちだよ~」

ともき「バカップルか」

優日「ともき君には言われたくない」

悠「ともきには言われたくねぇ」

ともき「声揃えんな…」

社「こんばんわ。なんだか楽しそうだね」

悠「それでさぁ…」

社「あ、あれ?」

悠「暑くなってきたら三食麺類がいいよな」

ともき「なぁ、無視はよくないだろ。」

社「よかった…。見えてない訳じゃないんだ」

優日「見えない時とかあるんですか?」

社「まだ無いかな」

悠「見えないでは無いが、真桜が普段、瞳が半開きなのはジト目をつくるためじゃなく。見たくないものを見ないためだそうだ」

ともき「なに情報だよ…」

悠「おれも最近は都合の悪いことは聞こえなくて、都合のいいことしか聞かないように髪で耳を覆ってる」

ともき「最近じゃなくいつもだろ。」

悠「それでさぁ…」

優日「おぉ、見事に聞こえてない」

社「仲いいんだね。」

優日「こちらは自他ともにみとめる夫婦仲です。」

ともき「認めてねぇよ」

社「ところで、悠くん。」

悠「嫌だ。断る。無理。ダメ。NO。いいえ。キャンセル。」

ともき「有りとあらゆる拒否のフルコース」

社「あの、話くらいは……聞いてくれないかな」

優日「どうぞ。」

悠「コラコラ」

社「これを見てくれるかな」

パサッ

ともき「写真?」

悠「おれグラビアとかあんまり興味ないぞ。パンチラには興味あるけど。」

ともき「やかましいよ」

優日「それでこの風景写真は?」

社「知り合いのある子とその友達の子が撮った写真なんだけど、なかなか良いものだから雑誌に使うつもりなんだけど。どうかな、悠くん」

悠「なんでおれに感想を求めるんすか…」

社「街歩きといえば小鳥遊君だし。」

ともき「森下さんも、たまにおかしなこといいますね…」
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