ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(7/20/夜)ー

悠「夏休み前だな。」

ともき「そうだな。」

悠「ともきは毎日、神社通いか?」

ともき「なんで神社通いだ?」

悠「わかってるくせに~」

ともき「……」

悠「つかさの部屋に入り浸りだろ」

ともき「むしろうちに来てもらうかな。」

悠「お、おぉぅ……成長したな。」

ともき「誰かさんのおかげでな。このくらいじゃ動じなくなったよ」

悠「じゃあ毎日入り浸って毎日エッチするのか?」

ガンッ!

ともき「それは怒るぞ」

悠「思いっきり瓶で叩かれたんですが…」

澪「自業自得だろ。」

美喜「ちょっと、ともき!」

悠「おう。美喜、いったれ、いったれ」

美喜「中身入りじゃなく、空ビンにしてよ。お酒が悪くなるでしょ」

悠「そっちの心配かい」

ともき「ダメになったのは悠が買い取るから。」

美喜「ならいいわ。」

悠「弱り目に祟り目!?」
澪「今日はツッコミなのな。」

悠「夏だからな。」

ともき「意味がわからん事をいうな。」

ゆうな「私はゆうな!」

ともき「どっから居た?」

ゆうな「えーと、お父さんが瓶で殴られて悦に入ってるところくらいから」

悠「悦に入ってねぇよ!?」

ゆうな「けど、稲葉さんいってたよ。」

悠「あー?稲葉がなにを?」

ゆうな「お父さんはマゾだって」

悠「うん。違うよ」

ゆうな「あ、ソフトM?」

悠「それはともきだ」

ともき「張ったおすぞ」

悠「けど、弄るより弄られる方がなんか安心するだろ」

ゆうな「お母さんはソフトMでお父さんはマゾ?」

ともき「違う!」

悠「そうだぞ。ともきを弄って気持ちよくさせれるのはおれだけだから、おれ専用ソフトMだ」

ゆうな「奥が深い、愛が深い」

ともき「うるせぇよ。バカ父娘」

悠「誰が父娘だ。」

ともき「バカは否定しないのか」

悠「難しいな」

ゆうな「お揃いだね。」

ともき「お揃いの使い方が違うから。」

ゆうな「ばんなそかな」

美喜「父娘ねぇ…」

寅「おい、悠いるか?」

悠「居ませんよ」

寅「腹立つからくだらねぇ事いってんなよ。」

悠「冗談だ。どした?」

寅「ちょっとリハビリに付き合え」

悠「手首もういいのか?」

寅「別に折れちゃ居なかったからな。外れて、中で血管がさけてただけらしい。」

悠「聞いてるだけで痛い。」

ともき「総合して一番痛々しい奴がなにいってる」

悠「にょほほ。」

寅「ほら、行くぞ」

悠「へいへい。んじゃ、ともき。例によって、ゆうな頼むな。」

ゆうな「頼まれるな。」

ともき「わかったよ。」

悠「んじゃ、行きますか。」

寅「おう。」
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