ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ー三日月(7/19/夜)ー

悠「ちぇきっす」

凛「あ、悠君。久しぶり。」

恵瑠「……」

悠「ども。最近顔出せてなかったですね」

凛「飽きられちゃったかと思っちゃった。」

恵瑠「……」

悠「いやいや。そんな訳ありませんよ。」

凛「ふふ、冗談。ビール?」

恵瑠「……」

悠「あい、あと卵焼きお願いします」

凛「はーい。」

恵瑠「……」

悠「あの、恵瑠さん…先程からなぜわたくしの顔をガン見していらっしゃるんですか?」

恵瑠「がりゅーちゃん…」

悠「あー?」

恵瑠「がりゅーちゃん、知ってるんですね…やっぱり知ってるんですね」

悠「ああ、がりゅーは親せ…」

恵瑠「悠先輩のお嫁さんなんですね!!」

凛「!?」
ガタタ…

悠「危っ……!ふー、コップキャッチ……っか、幼馴染みなだけだ…。うん。」
凛「ホッ…」

恵瑠「え…そうなんですか?」

悠「っか、カエル、がりゅーと同じクラスか?」

恵瑠「はい。」

悠「……おれが言うこっちゃないが、友達になれそうならなってやってくれ。がりゅーは不器用なところあるから…」

恵瑠「いー…ですけどー…」

悠「なんだ?」

恵瑠「見返りとか要求しちゃおうかなー」

悠「み、見返りぃ?」

恵瑠「そうですねー。今度遊びに連れてってくださいよ♪あ、ご飯でもいいですよ!」

悠「お前アイドルだろ。おれなんかと遊んでたらまずくね?」

恵瑠「えー…そーいうこといいますかー…」

悠「あー?」

凛「なら、二人きりじゃなかったらいいんじゃない?」

恵瑠「え?」

悠「あー?」

凛「例えばよ?数人で遊びにいくとか」

恵瑠「私と悠先輩と…」

悠「なんか行く前提みたいになってないか?」

恵瑠「嫌なんですか?」

悠「おれは集団行動できないので有名だぞ?」

凛「有名なの?」

恵瑠「聞いたことあります…」

凛「有名だった!?」

恵瑠「「集団行動できない」「携帯不携帯」「可逆不可逆」で有名なんです」

凛「最後のは?」

悠「深い意味はないです」

恵瑠「もう、なんでもいいから私と遊んでください!」

凛「恵瑠ちゃん、ハッチャケすぎよ。」

悠「遊んでといわれてもなぁ…。おれと遊んでもつまらんよ?」

恵瑠「そこは悠先輩のエスコートです」

悠「男ならエスコートできるんだけどなぁ…」

恵瑠「先輩…そういう趣味が…」

悠「尻揉みしだいてやろうか…」

恵瑠「セクハラです!」

悠「四季のセクハラマスターだからな。」

凛「逮捕されちゃうわよ?」

悠「逃げ足には自信あるんすよ。」

凛「そ、そんなにセクハラして…るの?」

悠「手当たり次第にとかはしてませんよ。キリンさんとかなんかはもう押し倒したいのを我慢してます」

凛「お、押した…//」

悠「冗談ですけどね。」
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