ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~3

ーラスタ・ラヴ(6/28/夜)ー

ともき「ばんわ」

美喜「ばんわ。ひとり?」

ともき「ああ、ひとりだ。」

美喜「あっちもひとりよ」

千夜「……」

ともき「よっす。店は?」

千夜「今日は休みだ。」

ともき「珍しいな」

千夜「たまには休まないと身が持たない。」

ともき「それもそうか。けど、休みならなにかしないのか?」

千夜「バイクで走りにいくつもりだったけど…天気悪かったろ」

ともき「夕方から晴れてたけどな」

千夜「そうだよ。あれだけ晴れるなら普通に走りにいってたのに」

ともき「はは、何かしようとしたら雨ってやつたな。」


千夜「これなら闘路に顔出しにいけば良かったぜ」

ともき「ストレス解消か?」

千夜「…………実戦のが身に付くからだ。」

ともき「微妙に間があったな」

千夜「……」

紅「よーす。」

千夜「うるさいのがきた…」

紅「あれ、千夜ちゃんがこの時間にいるなんてめずらしいな」

ともき「休みらしいぞ」

紅「マージかぁ、このあとラーメン食いにいくつもりだったのに」

千夜「来んな。」

紅「あはは、ひっどいな。」

千夜「はぁ…」

ともき「紅は月何回くらい千夜のところにいってるんだ。」

紅「うーん……二週間に一回くらいかな」

ともき「なかなか行ってるな。」

紅「だって、千夜ちゃんのラーメン美味いし。」

ともき「ああ、それはわかるな。」

千夜「ウゼェから黙れ。」

紅「照れんなよ」

千夜「表でるか?」

紅「よし、来い。」

ともき「止めろよ…。せっかくだし話しようぜ」

紅「じゃあ、ともきのイチイチ話しで」

ともき「何でだよ。」

紅「いや、なんか面白そうだし。なぁ?」

千夜「くだらねぇ。ここに金おいとくぞ」

美喜「まいどあり。」

紅「帰るのか?」

千夜「……」

紅「無視られた」

ともき「まぁ、千夜だし。」

紅「うーむ…千夜ちゃんはクールだ」

氷室「ふむ。私の見立てでは千夜君は熱いタイプですけどね」

「「うわっ!?」」

美喜「悪趣味な奴ね…」

氷室「どうかしましたか?」

ともき「えと、いっていいですか?」

氷室「はい。」

ともき「いつのまに居たんですか!ていうか、なに初めから会話に参加してましたよみたいに居るんですか!」

氷室「あはは。ともき君は本当にツッコミ上手ですね。」

ともき「わぁ…流された。」

紅「氷室のアニさんは崇さんと違った意味で肝が冷えるよ」

氷室「ああ、解りますよ。崇「は」恐いですからね。私もビクビクしてしまいます。」

ともき「氷室さん「も」恐いですから。」

氷室「ふふ。ともき君は冗談もお上手ですね。」

ともき「えぇ…」
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