ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2

ーラスタ・ラヴ(6/16/夜)ー

悠「ちぇき」

澪「よう。昼間なんかあったか?」

悠「あー?」

澪「オーナーが交代する際、悠が来たら追い出せっていってたから。」

悠「なんでやねん」

澪「なんかやらかしたんじゃないのか?」

悠「身に覚えがない」
『みー』

澪「なんか聞こえたんだけど」

悠「ああ、猫だ。」
シャム猫『みー』

澪「なんで服の中に入れてるんだ」

悠「濡れて風邪引いたら可哀想だし」

澪「お前が濡れてたら意味ないだろ拭け。」

悠「へいへい。じゃあ、この子、預かっててくれ」

シャム猫『みー』

澪「はいはい。ていうか、猫集めてどうするんだ?」

悠「あれ、話してなかったか?猫喫茶のキャストとして働いてもらうんだ。」

澪「冗談はいいから」

悠「冗談じゃ無いんですが」

ともき「よっす」

悠「おう」

ともき「うわ、妖怪わかめ魔神」

悠「だれが妖怪わかめ魔神だ!」

ともき「あ、悠か。」

悠「無二の神友を妖怪扱いとはどんな言葉攻めプレイだよ。」

ともき「さて、どこから否定していこうかな。」

悠「否定を否定する!」

ともき「とりあえず、俺もタオルもらっていいかな」

澪「どうぞ」

シャム猫『みー』

悠「ほほぅ、ついには無視か。倦怠期かこの野郎。」

ともき「うるさいぞ。っていうかなんで猫がいるんだ?」

ナデナデ
シャム猫『ゴロゴロ』

悠「キィー、ともきを誘惑して、このドロボウ猫!」
ともき「うるさいっての」

澪「悠が拾ってきたんだ」

ともき「……食う気か」

悠「いやぁ、この子♂だし」

ともき「そっちの食うじゃねぇよ!」

澪「ボケ返しか…」

悠「っか、猫MASTERといわれるおれが猫を食べるわけ無いだろ。ミハイルじゃあるまいし」

ともき「ミハイル殿下、猫食うのか!?」

悠「あいつは猫に限らずネズミでもなんでも食うぞ。たぶん三輪車とかも。」

ともき「もはや食物の域を超えている…」

悠「あいつは実際に人外で人害だからな。」

ともき「似たようなもんだろ」

悠「なんか今日酷くない?」

ともき「そうか?」

悠「いつもならここらでフォローとかちゅーとかしてくれるのに」

ともき「したことねぇわ!」

悠「させろ!」

ともき「意味わかんねぇよ!」

悠「ともき成分を補充したいんです。お願いします。」

ともき「下手にでてもやらせねぇよ!」

悠「舌いれないから。」

ともき「床とでもしてろよ」

澪「最近はそういう芸風なのか?」

ともき「違うから、悠がとち狂ってるだけだから」

悠「狂ってない!おかしいだけだ!」

ともき「同じだよ!」
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