ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2
ー秋葉原:闘路(6/7/夜)ー
【楓子の休日:四日目】
摩耶「それで…僕か」
金剛「俺と決闘したい…ってか?」
楓子「はいやよ。師匠と最長のご友人関係にあり、あらゆる中国武術を習得し、培われた技術と洗練された気。肉体的不利を有利に変えるリトルカンフーマスターたる摩耶さん。常人離れした巨躯に搭載された百を超える筋肉と悪魔といわれた柏さんの扱きを耐え抜き軍隊格闘技と不屈の肉体をお持ちの金剛さん。どちらかと決闘できたら、私はまた成長すると思います…いな、成長しますやよ!」
摩耶「う~ん……そこまで言われたら過大評価なんだけどなぁ」
金剛「俺は照れくさくてたまらん…」
摩耶「ちなみに毎日決闘してるの?」
楓子「昨日は亮さんと決闘しましたやよ。」
金剛「ほー、どうだった?」
楓子「ルールを設けて五回ほどお相手していただきました。なんとか、二回ほど勝ちましたやよ。」
摩耶「ふむふむ…」
金剛「秋葉の闘路組を制覇してるのか?」
楓子「いえ、たまたまですやよ。」
摩耶「よし、いいよ。僕が相手してあげる」
金剛「本気か?」
摩耶「せっかく来てくれたんだし。僕も最近身体動かして無かったし。よいしょ…それでルールは?」
楓子「はいやよ。徒手対徒手。時間無制限のギブアップ制ですやよ。」
摩耶「あれ、デコちゃん。その刀は?」
楓子「一応相手の流儀に合わせて…」
摩耶「いいよ。」
楓子「はいやよ?」
摩耶「刀使っていいよ。その方がやりやすいでしょ」
楓子「……よろしいんですかやよ?」
摩耶「うん♪いいよ。」
楓子「では……いきますやよ!」
摩耶「金剛くん。お願い」
金剛「はいはい……互いに構えて……はじめ!」
摩耶「てやっ!!」
ヒュ…バッ!
楓子「っ…」
摩耶「あはは」
楓子「くっ…(速い…しかも、私の間合いを図りきってるやよ)」
摩耶「よっ~しっ…と」
ヒュオ…
楓子「えっ!なっ…(一瞬で見失っ…)下!?」
ガンッ!
摩耶「お~防がれちゃった。すごい反応だね」
楓子「とりゃ!」
ブォッ!
摩耶「おっとと…速いね~。気を抜くと斬られちゃうね」
楓子「速いのはそちらですやよ!(気がつくと姿ごと視界から消えてるやよ…けど、だからこそ私の剣が通じるか挑戦のしがいがあるやよ。私の最速の抜刀…いくやよ)」
チャキッ……
摩耶「むっ…」
楓子「……(鞘を支える手は優しく、柄を握る手は添えるように…足も腰も肩も……力はいれない……)」
スッ…ドッ………!!
摩耶「!!」
斬!!
楓子「……」
摩耶「いよっ…と!(今のは少しヒヤッとしたねぇ。瞬間的には僕と同等のスピードだったし。)危うく胴を断たれるところだったよ。服ちょっと切れちゃったし」
楓子「……」
金剛「よいしょ…しかししっかりカウンター決めたな。立ったまま落ちてんぞ」
摩耶「痛くはなかったはずだよ。ちゃんと顎先かすらせただけだし。」
金剛「運ぶの俺なんだぞ」
摩耶「あはは。」
【楓子の休日:四日目】
摩耶「それで…僕か」
金剛「俺と決闘したい…ってか?」
楓子「はいやよ。師匠と最長のご友人関係にあり、あらゆる中国武術を習得し、培われた技術と洗練された気。肉体的不利を有利に変えるリトルカンフーマスターたる摩耶さん。常人離れした巨躯に搭載された百を超える筋肉と悪魔といわれた柏さんの扱きを耐え抜き軍隊格闘技と不屈の肉体をお持ちの金剛さん。どちらかと決闘できたら、私はまた成長すると思います…いな、成長しますやよ!」
摩耶「う~ん……そこまで言われたら過大評価なんだけどなぁ」
金剛「俺は照れくさくてたまらん…」
摩耶「ちなみに毎日決闘してるの?」
楓子「昨日は亮さんと決闘しましたやよ。」
金剛「ほー、どうだった?」
楓子「ルールを設けて五回ほどお相手していただきました。なんとか、二回ほど勝ちましたやよ。」
摩耶「ふむふむ…」
金剛「秋葉の闘路組を制覇してるのか?」
楓子「いえ、たまたまですやよ。」
摩耶「よし、いいよ。僕が相手してあげる」
金剛「本気か?」
摩耶「せっかく来てくれたんだし。僕も最近身体動かして無かったし。よいしょ…それでルールは?」
楓子「はいやよ。徒手対徒手。時間無制限のギブアップ制ですやよ。」
摩耶「あれ、デコちゃん。その刀は?」
楓子「一応相手の流儀に合わせて…」
摩耶「いいよ。」
楓子「はいやよ?」
摩耶「刀使っていいよ。その方がやりやすいでしょ」
楓子「……よろしいんですかやよ?」
摩耶「うん♪いいよ。」
楓子「では……いきますやよ!」
摩耶「金剛くん。お願い」
金剛「はいはい……互いに構えて……はじめ!」
摩耶「てやっ!!」
ヒュ…バッ!
楓子「っ…」
摩耶「あはは」
楓子「くっ…(速い…しかも、私の間合いを図りきってるやよ)」
摩耶「よっ~しっ…と」
ヒュオ…
楓子「えっ!なっ…(一瞬で見失っ…)下!?」
ガンッ!
摩耶「お~防がれちゃった。すごい反応だね」
楓子「とりゃ!」
ブォッ!
摩耶「おっとと…速いね~。気を抜くと斬られちゃうね」
楓子「速いのはそちらですやよ!(気がつくと姿ごと視界から消えてるやよ…けど、だからこそ私の剣が通じるか挑戦のしがいがあるやよ。私の最速の抜刀…いくやよ)」
チャキッ……
摩耶「むっ…」
楓子「……(鞘を支える手は優しく、柄を握る手は添えるように…足も腰も肩も……力はいれない……)」
スッ…ドッ………!!
摩耶「!!」
斬!!
楓子「……」
摩耶「いよっ…と!(今のは少しヒヤッとしたねぇ。瞬間的には僕と同等のスピードだったし。)危うく胴を断たれるところだったよ。服ちょっと切れちゃったし」
楓子「……」
金剛「よいしょ…しかししっかりカウンター決めたな。立ったまま落ちてんぞ」
摩耶「痛くはなかったはずだよ。ちゃんと顎先かすらせただけだし。」
金剛「運ぶの俺なんだぞ」
摩耶「あはは。」