ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~2
ーラスタ・ラヴ(6/4/夜)ー
楓子「はぁ……」
美喜「どうしたの。ため息なんてついて」
楓子「いえ、いったいどうすればいいのかと思いましてやよ」
澪「なにかあったのか?」
楓子「はい……休日とは何をどうすればいいのですかやよ。」
澪「ん?」
美喜「え?」
楓子「実は…昨夜の深夜…」
~~
ー小鳥遊邸・悠の部屋(昨日)ー
悠『デコ、お前に話がある』
楓子『はいやよ』
悠『突然だが、雪之丞楓子。今からお前に休暇をあたえる』
楓子『……は?休暇…ですかやよ。え、何ですやよ?突然休暇なんて…私なにかいけないことでもしましたかやよ。』
悠『違うよ。さっき揺光達がいってたろ。』
楓子『はぁ…しかし、私は…』
悠『そもそもデコ、お前おれのところっか、親父に仕えてる間に休暇をとった事があったか?』
楓子『えっと…病気になった時くらいですかねやよ?療養のために…』
悠『はあぁ…それじゃあダメだろ。』
楓子『へ?』
悠(女)『美味いもの食ったり。ツレと色んなところを旅して回ったり。もっと色んな経験をして見聞を広める努力をしろってこったな。』
悠『そういうことだ。とりあえず明日からしばらく休暇をやるから自由にしてみろ。』
~~
楓子「っと、いうわけでしてやよ」
美喜「なるほどね。良いことじゃない。それで休日の今日は何してたの?」
楓子「それが……」
~~
ー小鳥遊邸庭(6/4/朝)ー
【楓子の休日】
楓子『……(突然お休みを頂いたので手始めに剣の修行に励んでみよう)』
ブン!ブン!ブン!
ブン!ブン!ブン!
影子『……』
スッ…
悠(女)『デコっ!』
楓子『わわっ…やよ!?』
~~
澪「朝から昼まで素振りしてたのか…」
楓子「はいやよ…。ですがゆうさんに怒られてしまったので昼からは瞑想にて精神統一を図っていたのですがやはり怒られてしまいましたやよ…」
美喜「休暇っで精神統一……」
澪「広い意味では休暇か…」
楓子「それで夕方…」
~~
悠『デコ、おれいったよな。休暇をやるから自由にしろ。見聞を広めろと』
楓子『はっ』
悠『それなのにやることといえば一日中素振とか瞑想とか…全然休日を楽しんでないじゃん!』
楓子『し、しかし師匠。私の剣は未だ未熟ゆえ日々の鍛練を欠かすことは出来ず…それに見聞を広めるにもまずは己の内なる心を見つめ直す事こそ重要にて…』
悠『そんな屁理屈はどーでもよか!ともかくデコ!このままうちに居たんじゃまともに休暇を楽しむことなんて出来ないだろ。しばらくうちから出て休暇を楽しんでこい!』
楓子『は、はい…やよ』
悠『それとこれを渡しとく。』
楓子『え?何ですかやよ!このお金はやよ!』
悠『給料だ。勝手に調べたのは悪かったけどお前給料全然使ってないみたいだったからな。京都に一度帰るなり旅行するなり宿泊代にでも使え』
~~
楓子「っで、今に至りますやよ…」
美喜「……(真面目もいきすぎるとキツいわね)」
澪「(ですね)」
楓子「はぁ……」
美喜「どうしたの。ため息なんてついて」
楓子「いえ、いったいどうすればいいのかと思いましてやよ」
澪「なにかあったのか?」
楓子「はい……休日とは何をどうすればいいのですかやよ。」
澪「ん?」
美喜「え?」
楓子「実は…昨夜の深夜…」
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ー小鳥遊邸・悠の部屋(昨日)ー
悠『デコ、お前に話がある』
楓子『はいやよ』
悠『突然だが、雪之丞楓子。今からお前に休暇をあたえる』
楓子『……は?休暇…ですかやよ。え、何ですやよ?突然休暇なんて…私なにかいけないことでもしましたかやよ。』
悠『違うよ。さっき揺光達がいってたろ。』
楓子『はぁ…しかし、私は…』
悠『そもそもデコ、お前おれのところっか、親父に仕えてる間に休暇をとった事があったか?』
楓子『えっと…病気になった時くらいですかねやよ?療養のために…』
悠『はあぁ…それじゃあダメだろ。』
楓子『へ?』
悠(女)『美味いもの食ったり。ツレと色んなところを旅して回ったり。もっと色んな経験をして見聞を広める努力をしろってこったな。』
悠『そういうことだ。とりあえず明日からしばらく休暇をやるから自由にしてみろ。』
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楓子「っと、いうわけでしてやよ」
美喜「なるほどね。良いことじゃない。それで休日の今日は何してたの?」
楓子「それが……」
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ー小鳥遊邸庭(6/4/朝)ー
【楓子の休日】
楓子『……(突然お休みを頂いたので手始めに剣の修行に励んでみよう)』
ブン!ブン!ブン!
ブン!ブン!ブン!
影子『……』
スッ…
悠(女)『デコっ!』
楓子『わわっ…やよ!?』
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澪「朝から昼まで素振りしてたのか…」
楓子「はいやよ…。ですがゆうさんに怒られてしまったので昼からは瞑想にて精神統一を図っていたのですがやはり怒られてしまいましたやよ…」
美喜「休暇っで精神統一……」
澪「広い意味では休暇か…」
楓子「それで夕方…」
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悠『デコ、おれいったよな。休暇をやるから自由にしろ。見聞を広めろと』
楓子『はっ』
悠『それなのにやることといえば一日中素振とか瞑想とか…全然休日を楽しんでないじゃん!』
楓子『し、しかし師匠。私の剣は未だ未熟ゆえ日々の鍛練を欠かすことは出来ず…それに見聞を広めるにもまずは己の内なる心を見つめ直す事こそ重要にて…』
悠『そんな屁理屈はどーでもよか!ともかくデコ!このままうちに居たんじゃまともに休暇を楽しむことなんて出来ないだろ。しばらくうちから出て休暇を楽しんでこい!』
楓子『は、はい…やよ』
悠『それとこれを渡しとく。』
楓子『え?何ですかやよ!このお金はやよ!』
悠『給料だ。勝手に調べたのは悪かったけどお前給料全然使ってないみたいだったからな。京都に一度帰るなり旅行するなり宿泊代にでも使え』
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楓子「っで、今に至りますやよ…」
美喜「……(真面目もいきすぎるとキツいわね)」
澪「(ですね)」